マガジンのカバー画像

鈴木ヤスヒロの日記

27
アート、旅、風景、雑貨、インテリア、日常の断片を綴っていきます。
運営しているクリエイター

2020年4月の記事一覧

【海外おとぼけ紀行その1】 トレド

2012年から5年間くらい出張で世界中を飛び回っていた。 というと、世界をマタにかけたビジネスマンのような感じでカッコいいのだが、実際には年間120日も海外に行っていたのに全く英語が上達せず、とほほな感じでありました。それでも仕事は回り(メンバーが優秀だったからだと思うけど)、仕事の合間にいろんなところに行っていたので、「海外おとぼけ紀行」と題して旅の記録を綴って行こうと思います。膨大な写真を撮っているのですが、全く整理できていないので、これを機会に少しずつ整理していこうと

【研究ノート3】リーダーシップ理論(その3)「シェアード・リーダーシップ」

「ティール組織」という分厚い本を買った。が、なかなか全部を読めていない。従来のヒエラルキー(ピラミッド型)組織に対してホラクラシー(フラットな)組織が前提の話で、従来の「上司」ー「部下」という関係を変えていく話。今までなんだかもやしていたものを払拭するような組織形態であり、今後の組織はこうなっていくのかなあと思っている。 学術的にリーダーシップについては、研究ノート1で述べたように「資質理論」「行動理論」「コンティンジェンシー理論」「LMX理論」「TSL/TFL理論」と進ん

【研究ノート2】リーダーシップ理論(その2)「8段階の企業変革プロセス」

「カモメになったペンギン」という本を2009年5月に買った(とAmazonが教えてくれた。正確には5月19日とのこと。すごい!)。当時の日記を読み返すと、新型インフルエンザが日本に入ってきて自粛モードになった頃のようである。「マスクが嫌いなのでかなわん」と書いていた。更にマスコミの反政府運動が最高潮に達していたのもこの頃なので世の中の風潮も今となんだか似ている。民主党政権がその年の9月から始まるので、そんな異変前夜の頃の話である。 社外の勉強会でリーダーシップの勉強にこの本

【研究ノート1】リーダーシップ理論(その1)「PM理論」

昔、三隅二不二氏の「リーダーシップの科学」というブルーバックスの本を読んだことがある。PM理論というもので、Pが「業績:目標達成機能」(Performance)をあらわし、Mが「維持:集団維持機能」(Maintenance)を表しており、それぞれの力の大きさで、PM型、Pm型、pM型、pm型の4つに分けられるとする理論である。スケジュール、目標達成、ルールなどにめちゃ厳しいP型のリーダーシップと、メンバー一人ひとりの人間関係に気遣い、チームワークを大事にするM型のリーダーシッ