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加工系【勝手にムダがとれる仕掛け】(寸法測定器内蔵・自動加工機)「寸法不良原因特定・対策の仕掛け」(超高速1分セミナー)

1.「寸法測定器内蔵・自動加工機」なのに、加工寸法異常が時々発生
   していました:
  1)頻度は、少ないのですが発生すると、
    「その直のロットが半分くらいアウト」という事もありました
  2)対象設備の台数が100台を越えていました
  3)自動寸法器の点検をしても「正常」な状態でした
  ・・・結果としては、原因が特定されて、問題が解消して安定
     しました(費用はかからずに対策もできました)
     ・・・【見つけた者勝ちの手柄になるかもしれません】

問題が発生していた自動機の概略構造

2.詳細は省きますが、
  1)機内の下部・底に大変多くの「ヘドロ」が溜まっていました
  2)ヘドロで、冷却水の循環口が塞がれている所がありました
    ①この原因で冷却水が少なくなり、
    ②加工ワークの温度が上がり・膨張して、
     膨張し・大きくなったワーク寸法を自動寸法測定器が、
     測定していたことが、誤差の原因とわかりました
  3)対策は、100台を越える「自動加工機の機内清掃」を
    土曜日ごとに、管理職の方々が中心になって実施しました

原因と対策の概略説明図

3.振り返り
  自動加工機の内部では、
   ①「ものすごい勢いで冷却水が吹き付けられ」、
   ②加工ワークからは「研削による火花」が飛んでいます、
   ③したがって、「安全カバー」を閉じてから起動ボタンを
    押します
   ④このような背景で、加工中の状態と内部を見ることは
    標準的な手順ではないので、誰も知らなかった事です
   ⑤今後は、工具交換時などに機内の清掃を必ず実施する
    ことになりました
 *このような「類似の自動加工設備」は、全国に〇〇万台を越えると
  思いますので、
   「機内のヘドロ」:停止時に目視でみえます
   「冷却水の循環具合」:観察窓やカバーの隙間からみえます
              (観察窓も要清掃)

途中を省略しましたが、技術者・品質管理・コンサルタントで
取り組んだテーマでした
・・・【見つけた者勝ち】になるかもしれません

上記の動画版をご覧ください(超高速1分セミナー)・・・<無料です>
◉超高速1分動画【勝手にムダがとれる仕掛け】(寸法測定器内蔵・自動加工機)「寸法不良原因特定・対策の仕掛け」
2024.10.13

【ナビゲーター①】for【勝手にムダがなくなる仕掛け】
に戻るには下記をクリック ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
https://note.com/idea_knowhow/n/n3a76887cda59

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