井出進学塾の歴史教室 第4回 「二度の世界大戦」・・・先に骨組みをつくってから肉付けしましょう。

こんにちは、井出進学塾です。

他のテーマに移ろうとも思いますが、明治時代を扱ったので、つづけてこちらもみておくべきですね。

今までみてきたように、まず大まかな流れをおさえることが大切です。

前回は、まず「箱(はこ)」をつくってその中に入れていく、というイメージでアプローチしました。

今回は、先に骨組(ほねぐ)みをつくって、それに肉付(にくづ)けしていくイメージをつかみましょう。考え方としては同じです。

まずは、こちらのIOPからです。

ポイントは、1929年の世界恐慌

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第一次世界大戦が、1914年~1918年

第二次世界大戦が、1939年~1945年

さすがに、超重要事項なので、このくらいは覚えましょう。
まさに、命がけで覚えるポイントです。

重要なのは、これらのちょうど間にある1929年世界恐慌(せかいきょうこう)です。

第一次世界大戦という悲惨(ひさん)な戦争を経験し、(植民地支配などの問題は置き去りにされましたが、)人類は一応なりとも世界平和への道を模索(もさく)し始めました。

転機となったとは、1929年の世界恐慌。
世界的な大不況の中、ふたたび世界戦争への道を歩みはじめます。

・・・ということで、ここでの時代のとらえ方は・・・

①第一次世界大戦中のできごと

②第一次世界大戦終了から世界恐慌まで

③世界恐慌から第二次世界大戦の開始まで

④第二次世界大戦中のできごと

・・・この、4つの時代区分になります。
まず、この骨組みをつくって、これに肉付けしていくように勉強していけば効率がよいです。

①~④まで、各期間ごとのIOPもありますが、今回はやめておきます。
有料で出している教材との兼ね合いもありますが、ご自身でまとめていくほうがテストでの得点力につながるでしょう。

もう一つのポイントは、1945年、終戦

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この1945年という年号は、さすがに覚えておきましょうね。
社会の点数がどうのこうのではなく、国民として、知っておきたい年号です。

ここが、もう1つのポイントというのが、すべてがここで終結するからです。

1939年~1945年が、第二次世界大戦ですが、これはヨーロッパを主戦場とした戦争のことです。

日本を中心にみると、

対「中国」の日中戦争が1937年から

対「アメリカ」の太平洋戦争が1941年から

いずれも、1945年にポツダム宣言を受け入れることで終戦。
ヨーロッパで、ドイツはすでに降伏していましたから、これが同時に、第二次世界大戦の終了を意味します。

まとめ

ざっくりですが、これが大まかなまとめです。

無地(むじ)のノートなど用意し、まずこの骨組みをまとめてみるとよいと思います(罫線のあるノートだと、よけいな神経を使うことになるので、無地のものがおすすめです)。

以上です。
コメントなどいただけると、とてもうれしいです。

執筆:井出進学塾(富士宮教材開発) 代表 井出真歩

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