高校化学「酸化還元反応(酸化数/酸化剤と還元剤)」・・・井出進学塾のマンツーマン授業の実況中継
こんにちは、井出進学塾(富士宮教材開発)です。
今回は、酸化還元反応について、酸化数からみていきます。
講座形式で、順番に並べていますので、必要なところからご利用ください。
今回の講座で取り扱っている問題は、こちらからダウンロードできます。
解説動画は埋め込みの他に、タイトル番号のところに再生時間込みでリンクを貼っておきます。
リンクは別タグで開かれますので、使いやすい方でどうぞ。
第1講 まずは酸化数の決め方を確認しましょう 10分14秒
酸化数の決め方は、それほど難しくはないですが、教科書みるだけで、その法則性をつかむのは、少し難しいかもしれません。
ここで紹介しているような順序で、酸化数は決めていきます。
第2講 酸化されたか還元されたかを酸化数で定義します 3分49秒
まずは基本的な「銅の酸化」、「酸化銅の還元」といった基本実験の反応式で、それを確認しましょう。
第3講 酸化数を調べて酸化・還元を判断します 5分24秒
〔酸化数と酸化・還元〕次の各反応の下線部の原子について、酸化数の変化を調べ、酸化されたか還元されたかを答えよ。
第4講 1つの反応で、酸化と還元は必ず一緒に出てくることの確認 5分24秒
第5講 酸化還元反応である化学反応式を選びます 6分45秒
酸化還元反応である化学反応式を選びます。酸化と還元は必ずセットで起こります。
〔酸化還元反応と酸化剤・還元剤〕次の反応から酸化還元反応を選び、酸化剤及び還元剤を化学式で示せ。
⑴ MnO₂ + 4HCl → MnCl₂ + 2H₂O + Cl₂
⑵ H₂SO₄ + 2NaCl → Na₂SO₄ + 2H₂O
⑶ I₂ + SO₂ + 2H₂O → 2HI + H₂SO₄
第6講 酸化剤と還元剤を選ぶ問題です 8分26秒
酸化剤と還元剤を選ぶ問題です。けっして覚えているかどうかの問題ではありません。
しくみを理解できれば、おもしろいですし、簡単に定着します。
〔酸化剤と還元剤〕次の物質を酸化剤と還元剤に分けよ。
⑴ KMnO₄ ⑵ H₂S ⑶ HNO₃ ⑷ H₂C₂O₄
第7講 酸化剤・還元剤のはたらき方(半反応式) 4分45秒
電子(e⁻)の授受から、酸化剤・還元剤のはたらき方を示す式〔イオン反応式(半反応式)〕の作成法です。
これもつくり方がわかっていれば、簡単につくれます。
丸覚えしてすまそう、なんて考えてはダメですよ。
そういうのは、むしろ、時間がもったいないです。
第8講 硝酸(HNO₃)が二酸化窒素に変化するときのようすを電子(e⁻)を用いた式で表します 6分08秒
これも覚えているかどうかという問題ではありません。
つくり方を理解していれば、他の物質でも対応できます。
一度理解すれば、自然と定着します。
第9講 過酸化水素(H₂O₂)は酸化剤としても還元剤としてもはたらきます 9分12秒
過酸化水素(H₂O₂)は酸化剤としても還元剤としてもはたらきます。しくみを知れば、あたりまえだと思えるようになります。このような半反応式を自在につくれるようにしておきましょう。
第10講 二酸化硫黄〔SO₂〕と過酸化水素〔H₂O₂〕の反応 9分53秒
二酸化硫黄〔SO₂〕と過酸化水素〔H₂O₂〕の反応
どちらも酸化剤としても還元剤としてもはたらく物質です。
反応のしかたを、確認しておきましょう。
第11講 過マンガン酸カリウム〔KMnO₂〕と過酸化水素〔H₂O₂〕の反応 11分53秒
過マンガン酸カリウム〔KMnO₂〕と過酸化水素〔H₂O₂〕の反応
いろいろな切り取り方で出題される反応です。
大は小を兼ねる、という方針で、最初(半反応式)から最後(化学反応式)まで、すべて確認してみます。
補講
裏技的ですが、銅と酸化力の強い酸との反応の酸化還元反応式の導き方です。
以上です。ありがとうございました。
コメントなどいただけると、とてもうれしいです。
追加:過マンガン酸カリウムとシュウ酸の反応
執筆:井出進学塾(富士宮教材開発) 代表 井出真歩
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