1型糖尿病との出会い
21歳の大学3年生の頃、体調が悪く寝込んだことがありました。体がだるく、口が渇く(喉ではなく口が渇く感じ)状態。良かれと思ってポカリとかを飲んで水分補給していました。
アルバイトは塾の講師をしていたので、だるいながらも頑張ってやろうとしてましたが、授業の1時間トイレを我慢することが、どーしてもできません。。水分補給してはすぐにトイレに行きたくなる。。
明らかにおかしいと思って、病院で症状を話すと血液検査をしてくれて、糖尿病だから即入院せよと言われました。血糖値は300超で、いつ倒れてもおかしくないと。
入院の目的は教育。糖尿病の怖さをまずは教えてもらい、治療としてはインスリンの自己注射をする必要があると言われました。食べる量を年齢をもとに大体の目安が決められ、それに合わせてインスリン量が決定されました。毎食、決められた量のインスリンを注射します。あとは寝る前のインスリンと合わせて1日計4回注射します。教育は1週間程度で終了して、すぐに退院となりました。
就職活動などもこれからという時だったので、なんだか人生のお先真っ暗感と絶望感で半端なかったです。ちょうど誕生日入院で、ホント神を恨みました。。こんな誕生日プレゼントいらんわ!と心から思いました。そんな出会いでした。
解説をつけておくと、高血糖になると体はだるくなり口が渇きます。ポカリなどで水分補給すると糖分を含んでいるため、さらに血糖値が上がり逆効果。トイレも我慢できなくなります。
逆に低血糖になると冷や汗が出てきて血の気が引いていく感じになります。思考が停止して、まともに話せなくなります。ほんとーにやばい状態になると歩けません。一歩も足が前に進められません。