普通の大学生が、カレー屋さんをやった話
こんにちは。カレーが好きな大学生、テラヤマです。
先日、間借りという形でスパイスカレー屋さんを営業いたしました。
ひと夏の3日間限定営業。
一緒に動いてくれたメンバーをはじめ、本当に沢山の方々に支えていただきながら。3日間なんとかやり抜くことができました。
その中で学んだこと、感じたこと、気づけたことが本当に沢山ありました。
今回はその経験について少しお話しさせてください。
今後の目標もすこーし見えてきた気がしていますが、ここは、また別の機会にお話しするとしましょう。
勢いで始まったカレー屋さん計画
趣味で作るスパイスカレーを家族や友人に食べてもらう中で、心のどこかに自分が作るカレーをもっと色んな人に提供したいという気持ちがありました。
そんな中、友人から「同時期にお店をやって奈良を盛り上げませんか?」というお誘いをいただき、やることを決意しました。
先に期間限定でお店をオープンすることを決めていた友人が、いろいろ声をかけていたみたいです。
いざという時の決断だけはほんとに早いんですよね…。いつでもスパッと決断できるようになりたいもんです。(笑)
さて、話しを戻しましょう。
さぁ、カレー屋をやるぞ!と決めたものの、恥ずかしながら、ちゃんとした目的はありませんでした。
ただ、振り返ると自分の付加価値を高めるというところが1つの目的になっていたのかもしれません。就活の中で、自分の価値って何だろうと考えたとき、何もない、何もできない自分に焦りを感じていたので。
お前、そんなんカレー屋さんやってぐらいで…。っておっしゃる方もいるでしょう。
ほんとにその通りです。でも、それくらい自分が誰かに価値提供をした経験が無かったんです。
気づくの遅いぞぉ!(笑)
まぁ、そんな感じでただただ勢いでスタートしたひと夏のカレー屋さん計画でした。
間借り先の決定やメニューの試作など、ここからのお話は話すと長くなるので、割愛します。
腹の底から実感した2つのこと
きっかけの話が長くなりましたが、私が言いたいのはそこではありません。
沢山の方に支えていただいていること。
楽しいことだけじゃない。
この2つのことは、カレー屋さんをやると決めてからずっと分かっていたつもりでした。
でもそれはあくまでもつもりだったんです。
計画を初めてから、前だけをみて走っていた自分自身。
営業を終えて振り返った時、周りを見渡した時、本当に沢山の方々の顔が思い浮かびました。
心の底からありがとうが出てきた瞬間でした。
また、その中で大変なことも沢山ありました。
大好きなことをやり続けるためには、大変なことも沢山やらないといけない。
当たり前のこと、今更なことを腹の底から理解できてほんとに良かったなって思います。
これだけは言いたい。
経験することで初めて腹の底の底から理解する。
何事もとりあえずやってみること
腹の底から実感した瞬間でした。
腹の底って言い過ぎて、腹の底って何?って腹の底からなってる…。
人が笑顔でいる瞬間。
ここからは、私自身の価値観の部分のお話しになります。
テラヤマの価値観が気になる方だけお読みになってください。
今回は、友達が友達を沢山呼んでくれました。友達の友達が友達とつながる瞬間や友達の友達と私自身がお話しする瞬間が、多くありました。
実は、コンセプトとしてスパイスカレーで人と人を繋ぐという超抽象的なものを立てていたのですが、それが形になっている気がして、めちゃめちゃドキドキ、ワクワクしてました。
また、自分のカレーがこの場を作っていると思うと、初めて知らない誰かに自分の価値が認められた気がして、心から楽しいと思えたし、やって良かったなと素直に感じました。
純粋に人が楽しそうに会話している姿を見る時、新しく出会う人のことを分かっていく瞬間に喜びを感じるのかもしれません。
はたまた、自分が人の笑顔に貢献しているところに喜びを感じるのかもしれません。
ただ、このような場をまた作りたいと思ったのは確かです。
まだまだボヤッとした価値観です。価値観と言うことすらできないかもしれません。
でも、ボヤけた形すら掴めていなかった私にとっては、大きな進歩だと考えています。
これから、その輪郭をもっとはっきりさせるためにやることは沢山です。
なんか、でも、ワクワクしてます。
最後まで読んでくださり、ほんとうにありがとうございます!
大変長々と稚拙な文章を失礼しました。
これからぼちぼち更新していくのでまたよろしくです!
では、また!