散歩
宇宙旅行に行きたい。
子供のころ私はそう思いました。
その夢がかなったのは子供のころのインターネットでした。
無料で宇宙についての知識が大量にかつ常に増殖し続けるインターネットの世界。
子供ながら難しい言葉が羅列されているものよりも
ただの宇宙の画像や宇宙服の画像に目が行き、心躍らせました。
あっけなくちょっとした妄想がかなってしまった私はふと宇宙飛行士になるにはどうしたらよいか調べました。
何万人に1人という文字を見てあっけなく打ちひしがれたのを覚えています。
最近日本の大金持ちが自腹で宇宙へ行く訓練を受けて
無事ISSへ向かうという日本人初の民間宇宙旅行を成し遂げた人がいまし。
今の子供たちは宇宙へ行くには金持ちになればよい良いと思っているでしょうが、年齢や、体力、ロシア語や英語などなど覚えないといけないことが山ほどあるのを知っているだろうか。
ないだろう。
民間宇宙旅行を散歩感覚で行ける日はまだまだ先のようだが、その先が来ても
散歩感覚で宇宙に行けるならそもそも宇宙で生活してるでしょうね。
若者の政治参加
若者の政治参加についてよくメディアで話し合われますが、シルバー民主主義だからと言って老人を優遇する政策を打つ必要はない。
自分が老人であり、普段接する人間や接する有権者が老人であるからその声を反映させざる負えない。
若者と子持ち、もしくは子供を学業を教育を優遇する政策を社会全体として意識しなければ長期的な未来はこのまま衰退する。日本では外国産の物価が上がり、民は貧困にあえぎ、雀の涙にしかならない労働に四六時中従事しなければならないという洗脳の中で生活するだろう。
そうなる日本も見てみたいが次の災害時はその一歩目となりうる。
災害が起こることによって政府の在り方が問われる。
憲法の在り方が問われる。
判断と対応の遅さが問われる。
祭りごとの価値が問われる。
日本を良くしたいのはわかる。
全員がそう思って政治家になっているのもわかる。
向いている方向が違うのもわかる。
それでも政策の合理性と税の回収率を計算し話しあっているものの
結局わかりやすい結果は経済が停滞している
ということだけである。
次代の担い手への配慮や良心は減る一方、
マスメディアやサービスによる不安や不満の助長は増える一方、
経済だけは停滞している。
一種の安心感ともとれる停滞力。
もしかすると
もしかすると
世界経済が破綻していても
日本の経済だけは停滞している
そんな可能性さえ感じ取れる。
人間の動体視力があまり変わらないように
日本経済も変わらない。
秒速1メートルのスピードで永遠と食べ物を探し続けるように
日本ならでは、人間ならではのスピードで永遠とより良い政策を探している。
今日得られた教訓
走っても食べ物は見つけられない。