冬休みのインプットまとめと上半期の抱負
新学期が始まったので今年の抱負をまとめます。いよいよ留学生活も先が見えてきました。あとおよそ半年。この静かで自由で時間がたっぷりとある貴重な期間を最大限に生かすこと、そして無事帰国することがまずもって上半期のミッション。下半期は、、どうなるんだろう?
抱負
インプットまとめが長くなったのでこちらを先に。
毎日ストレッチ・運動の習慣をつけること
noteの毎日更新連続記録を更新すること
上半期は四の五の言わずにとにかく知識を文章スキルを身に付けること。将来どうしようかは一旦脇において、材料と確定要素が増えてから改めて考えること。
現時点で買ってある本を帰国までに読み終えること(洋書6冊、洋書台本2冊、日本語4冊)
英語論文/コメンタリー1本は投稿チャレンジすること
中国語(Mandarin)をHSK4級にチャレンジできるレベルにもっていくこと
冬休みのまとめ
朱戸アオ「インハンド」:現在の大学院プログラムでやっていることがほぼ全てカバーされていることに気付き、全くフォローできていなかった寄生虫についてとりあえずCourseraで独学を始めました。マイクロバイオーム、という腸内フローラが病気の原因になっている、というコンセプト・研究アプローチ?についても(偏見解消のため)授業をとっておこうという気になった。
現代思想12月号「感情史」特集:春学期からの"Emortion/History in the age of AI"というコースのヒントになるであろう内容。聞いたこともなかったが近年ブームだそう。フェミニズム倫理学のように、伝統的な学問体系でスルーされてきた視点に注目する流れの仲間で、「思想史」とも違って、「情動=passion」と異なる「感情=emortion」に着目してその変遷の歴史を辿ることで得られる知見やその視点での捉え方が、現代の社会問題へのアプローチにも重要そう、という理解。「(新自由主義的論理は)裏を返せば、幸福や成功に至らないのは、自助努力が足りず、感情管理を通じた自己管理が徹底されていないから、という結論を導くことになる。つまりそうした感情規範に達しないものは、心理的健康状態において正常ではなく、経済的な落伍者としてもみなされるわけである。」(P. 230)を読んだとき、Adoの「うっせいわ」が浮かんだ。
古川勝久「北朝鮮 核の資金源『国連捜査』秘録」:2017年発行ではあるけれども、「国連の専門家パネルの捜査」とよく聞くフレーズのリアリティの一辺に触れることができて、今後レポートを読むときの解像度が上がる気がする。国連勤務経験のある講師が言っていたことが腑に落ちたのもある。
和山やま「カラオケ行こ。」「ファミレス行こ。」※下記note
読了せず:スコット・ジェイムズ 著 児玉聡 訳「進化倫理学入門」、東島雅昌「民主主義を装う権威主義」、小林康夫/石田英敬/松浦寿輝 編「フーコーコレクション6生政治・統治」
消化せず:カミュ 清水徹 訳「シューシュポスの神話」
映画:「君たちはどう生きるか」・「Poor Things」・「PHYCO-PASS PROVIDENCE」・「Metropolis (1927)」
※考察は別noteへ