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2年ぶりに帰国して思うこと(ネガティブ編)
米国東海岸2都市の留学から帰国して1か月半ほど経ちました。食べ物には結構辟易していたはずなのに、ビネガー味のポテチとサルサが恋しいです。帰国してから、頭や気持ちと渡米前の記憶で動ける身体とがちぐはぐな感じが少しずつ薄れつつもまだ残っている。ということで忘れないうちに書き出してみます。米国の方が良かった、というわけでは決してないものの、内容からネガティブ編としてみます。
食べ物問題
何を食べていたのか覚えており、何を食べるべきかは分かるのでとりあえず胃にそれなりに悪くないバランスでモノを入れることはできるものの、どれもそれほど美味しく感じない。食べたい、となって手に取るものがない。あれだけ目移りしていたデパ地下ですら何も食べたくならない。帰国当初は精神的にやられた案件もあり、そこそこ深刻なストレスフラグかと思っていたものの、未だにこれが治らない。自炊したものだけが美味しいと感じる。
推測する原因としては、①ストレス ②米国で食べ物に期待しない癖がついてしまった ③米国のパンチの効いた味や匂いに慣れてしまった といったところか。
ファッションの違和感
女性ファッション、モノクロでフワフワひらひらの繊細な生地、髪の毛はつやつや、同じような背格好。当方女性にもかかわらず女の子の見分けがつかないことが悩みだった大学時代を思い出す。それに加えて何となく、「私」という人間がその服を選んで着ている、というのではなく、服が歩いているように感じる。露出が少ないのは一つあるかもしれないものの、何かの型に合わせに行っている感じ。好きなショップの店員さんとか美容室ではそうは感じないし、観劇界隈もそういう風には感じないオシャレな人は沢山いるものの。
あとは職場の男性の服が同じすぎて、まるでクローンに囲まれたような気が変になりそうな感じがしたり。
ダイバーシティ的なところ
ほぼ過半数女性若しくは空間全員女性、という環境に2年間いたので、帰国当初はかなり違和感、落ち着かなさがあった。さすがに職場環境には慣れてきたものの、会議や講演会で全員男性のパネルをみるのはやはり辟易する。CM等で日本人しかいない・白人しかいない画面を見ると炎上しないか妙に心配になる。
サイネージ広告
車内のものが本当に鬱陶しい。見ないようにしていても動いているから目に入ってくる。気になる。面白くもない面白系番組には殺意を覚える。英語より日本語の方が広告の影響をより強く感じるせいだとは思うものの、動画は追い打ちをかけてくる。特に、投資と美容の内容が多いのもきっつい。
貧困層ターゲットの意図が透けて見える治験参加者募集ポスターで埋め尽くされた車両(@ボストン)も結構メンタルに来るものはある。それとまた違ったしんどさ、耳もとで叫ばれているようなうるささがある。アテンションエコノミーえげつねえ。
メトロの一部は特に、広告じゃなくて今の駅名を表示してほしい。