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【京阪山科】山科疏水と紅葉の毘沙門堂門跡

こんばんは!鉄道ライター目指して101日目Kiyomizuです。
今日は京阪山科駅を紹介します。
早速参りましょう。


山科駅基本情報

京阪山科駅は京阪電車京津線の駅で、単式2面2線の対面ホームの駅です。
三条京阪・太秦天神川方面と滋賀県のびわ湖浜大津方面に分かれています。
上の写真は大津市方面を見ていますが、途中追分駅までほぼまっすぐな線路が引かれています。
反対方面は御陵駅となり、この駅から京阪電車から京都市営地下鉄東西線に切り替わります。
文字通り、御陵駅から地下駅となります。

停車する電車は4両編成で、京阪本線を走る車両より一回り小さい800系の車両となります。

800系車両については過去の記事で触れていますので、以下ご参考さい。

【京阪・上栄町】日本で唯一!4両編成の路面電車を間近で見れる場所
【京阪・びわ湖浜大津】鉄オタ大歓喜の路面区間!京津線800系が最強すぎる

駅構内に踏切

京阪山科駅は京津線としては珍しく有人駅で、自動改札がある駅です。いやいや、山科駅というと乗換のJRでは新快速も停まる駅ですから当たり前っちゃ当たり前なんですが。
にしてはちょっと寂しいホームです。

自動改札は両方面に設けられていますが、ホーム間の行き来はこの踏切を渡ります。

京阪本線では大抵高架を渡って反対側のホームに渡るか、地下道を潜っていくかになりますので、あまり見られない駅構造です。私が覚えている限り現在はないはず。。たまに京阪職員さんが渡る用の踏切があったりしますが、それは除外とする!!
京津線・石山坂本線では駅構内に踏切がある駅が多くあります。

JRと地下鉄の乗り換え

京阪電車の琵琶湖大津方面側改札を出るとすぐにJRの山科駅があります。
京都市営地下鉄東西線の山科駅もあり、3路線を使えるという便利な駅となっております。

ここでややこしいのは、地下鉄の山科駅と京阪山科駅です。
地下鉄山科駅は当然この場所の地下にありますが、京阪山科は地上駅。
ただ、どちらも京都方面の電車になると隣駅は「御陵(みささぎ)」駅となり同じ駅となります。

京阪山科から御陵駅まで行きたい場合は京阪170円、地下鉄220円となるため、京阪の方が安くなります。
一方2つ隣の「蹴上(けあげ)」駅に行く場合、京阪山科からは300円、地下鉄は260円と逆転します。

御陵駅からは京都市営地下鉄の路線となるため、京阪の初乗りと地下鉄の初乗りがかかってしまっているんですね。とすれば、地下鉄の御陵駅から蹴上は差額の130円のかというとそうではなく、初乗り220円です。
なんか割引されているみたいですね。


琵琶湖疏水の通り道


琵琶湖疏水というのは琵琶湖の水を京都に引き込むための人工的な水路のことです。
明治維新と共に首都機能が東京に移り、衰退の一途をたどっていた京都に復興を図るために作られた一大プロジェクトです。
目的としては琵琶湖の豊富な水資源を京都市内に引き込むことで、京都の産業発展につなげることです。
そして、近代京都の発展に大きく貢献したとされています。
現在でも京都市民にとっても重要な水源となっており、京野菜の生産のためにも重要です。

参考:農林水産省|琵琶湖疏水

まぁそんな重要な水路なわけですが、上の写真は山科駅から徒歩11分ほどの場所にある橋の上からとなります。
春になるとこの水路に沿って、桜並木が続きその奥にある疏水公園からは山科の街並みを一望できるスポットもあります。
散歩がてらでも気持ちい場所ですので、ぜひ歩いてみてくださいね。



紅葉の名所 毘沙門堂門跡

山科疏水からさらに5分ほど歩いていくと紅葉の名所、毘沙門堂門跡(びしゃもんどうもんぜき)があります。

まずね、名前がかっこいいですよね!

入口の仁王門前の階段のところから紅葉がお出迎えです。


毘沙門堂門跡は比叡山延暦寺・天台宗の門跡寺院です。七福神の毘沙門天を本尊とし、古くは飛鳥時代にまでその歴史をさかのぼる由緒あるお寺です。朱塗りの鮮やかな本殿や、江戸時代の宮殿建築を今に伝える宸殿(しんでん)などが見どころです。

こちらが宸殿です。鮮やかな宸殿の朱と紅葉がとても美しいですね。
奥の方に行くと

晩翠園(ばんすいえん)と呼ばれる場所です。自然の水を引き入れた池泉回遊式庭園となっており、池の中には亀島、千鳥石、座禅石などが配置されていて周りの紅葉と共に鮮やかな秋の顔を見せてくれます。

12/7時点の毘沙門堂門跡の紅葉レポートで見ごろとなっていました。
この記事のUPの頃は12/13となるため、ちょっと見ごろは過ぎてしまいますが、四季の移り変わりも楽しめる場所です。

拝観料は大人700円、高校生400円、小学生300円
12月~2月は9:00~16:30までの入山受付となります。

今日はこんなところで。
それでは。

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