【京阪・御殿山】アート坂の先にあるのは絵画展や個人でも利用できるアトリエ
おはようございます!鉄道ライター目指して24日目Kiyomizuです。
今日は京阪電車の御殿山駅です。
東京品川区にも御殿山という場所はありますが、そんな高級住宅街ではありません。
そんな枚方市の御殿山駅と周辺情報を紹介します。
危険な踏切でも有名になってしまった御殿山駅
御殿山駅は特急や急行は止まりません。
準急と普通のみ停車する駅です。
これも京阪線の特徴ですが、カーブしながらの駅が多すぎ。御殿山駅もきれいな弧を描いています。
写真は大阪淀屋橋方面ホームの北側から撮った写真ですが、このカーブが最高です。
上り下りのホームの南側にそれぞれ改札口があります。
駅の東側にロータリーがありますが、ロータリーだけがあるという感じです。セブンイレブンとクリニックモールなるものがあります。それだけです。居酒屋などはもう少し路地に入ったところにいくつかあります。
とはいえ、京阪線と並走して走る府道13号線(旧国道1号)は結構交通量が多く、沢山の車が行きかっています。
朝や夕方のラッシュ時刻の13号線はなかなかに流れていないです。
駅の改札を出るとすぐに踏切があります。
この踏切は危険な踏切としてニュースの特集で紹介されていました。
京阪電車は府道13号線と並走していますが、この踏切を渡ってすぐに右折か左折し、車がビュンビュン走っているところに斬り込まなければなりません。初心者や高齢ドライバーはこの踏切を通るルートは避けた方がいいと思います。
出典:MBS NEWS
御殿山アート坂は生涯学習美術センターへの道
御殿山駅前の魔の踏切から東へ続く道は御殿山アート坂という道の名前です。何ともオシャレなネーミングですね。
府道13号線でビュンビュン車が走っているところから、この道に入ってくるとなんかホッとします。
個人店がぽつぽつとあり、ここだけはなんだか穏やかな時間が流れている。個人的にはそんな雰囲気に感じています。
大量のオレンジを紙袋に入れたお姉さんが坂を下って来たりしないだろうか?そして、オレンジを誤って落としてしまい坂を転げてくるオレンジを私がキャッチする!そんな想像を膨らませています。
想像すること自体は自由なのです。
そもそも、なぜアート坂なのか?
それはもちろんアートに所縁があるからです。
この坂を上ったところに御殿山生涯学習美術センターという枚方市の施設があります。
なにそれ?
大阪美術学校の跡地にアーティストに嬉しい施設
もともとは大阪美術学校というものがあり、その跡地に建てられたものとなります。大阪美術学校は1944年の戦時中に廃校となり、その跡地に1987年から始まりました。市の施設でありながら、美術のための設備や備品が整っていて、個人の美術製作活動にも利用することが可能です。
確かに、画を描いたり何か創作するときってなかなか自宅では難しいことってありますよね。私は賃貸に住んでいるのですが、壁や床を絵の具で汚そうものなら退去時の請求が恐ろし過ぎます。
いわゆる市民会館みたいなところなので、会議室を少額で借りられたりするのはどこの市町村にもありそうな行政サービスの一つで、御殿山生涯学習美術センターでも会議室の利用もできます。
他の市町村の市民ホールとか市民会館みたいなところにも、美術室があるところはありますが、少数派だと思います。
御殿山生涯学習美術センターはその中でも美術に関する活動をするための創作室と備品が豊富にそろっているところがアーティストにとって嬉しい点です。
利用料金
1室を借りる場合は枚方市民や枚方市内の団体で、9:00~12:30まで利用で、900円~、その他の時間帯も21:00まで利用できます。
ただし市外や企業などの場合は倍額になるそうです。リンクからご確認ください。
そして、水曜日と土曜日の9:00~17:00は個人向けに開放しているみたいで、枚方市在住の方なら、300円それ以外の方も大人600円で4つある創作室どこでも利用できます。
展覧会や美術で人生を切り拓いた先輩の講演会も
また、美術作品の展示会や、講演会も開催されているので、見ることができ、自分も製作できるというなかなかない場所になっています。
殆ど途切れることなくイベントがあるみたいなので、気になるイベントをチェックしてみましょう。
今日はこんなところで。