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【京阪・六地蔵】1つの木から彫った6体が由来。地蔵巡り起点のカフェ

こんばんは!鉄道ライター目指して53日目Kiyomizuです。
今日は京阪電車の六地蔵駅です。
六地蔵ってことはお地蔵さんが沢山いるのか?思っているよりはいないかもしれませんが、お地蔵さんと所縁のある町です。それでは参ります。


急カーブにある駅

六地蔵駅は京阪電車・宇治線の駅です。
宇治線を走る電車は全て普通電車で4両編成です。たまに企画で直通運転みたいなものがありますが。
宇治線はカーブが多く、六地蔵駅もカーブの中にあります。
中書島駅と宇治駅の近くにはいずれも宇治川が流れていて、宇治川の近くに沿って路線が作られている感じがします。


鉄道過密地域六地蔵

こちらは京阪六地蔵の駅前です。
シンプルな駅舎ですが、朝方は割と人が入っていく感じです。人通りの割には駅前にありそうなものがほとんどない。
バス停こそありますが、ちょっと昼ごはんの弁当を買いたいと思っても周りにそういうお店がない。。なんか不思議な駅回りなのです。
宇治線の中では中書島を除き、一番乗降客数が多い駅です。

というのも、六地蔵と呼ばれる駅は3路線あります。
京阪電車、京都地下鉄とJR奈良線です。
京都地下鉄の六地蔵駅は終着駅で、ここから直接京都の中心地三条京阪・烏丸御池や二条城などまで行けます。
写真はと京都地下鉄六地蔵駅のの入り口と奥にJRの六地蔵駅があります。京阪の六地蔵まではここから5分くらい歩くので、乗り換えは若干の手間ですね。
それでも京阪六地蔵と地下鉄・JRを行き来する人は一定数いるみたいです。

JR六地蔵の前には大きなマンションが建っていて、近隣は住宅街という漢字はあるのですが、不思議と飲食店や買い物をするようなところが駅前に少ないのです。

後から理由が分かりました。

ショッピングモールですね。
MOMOテラスと言います。割と大きなショッピングモールです。
京阪の駅からだと徒歩で10分程度かかりますが、近くにショッピングモールあると便利ですね。
一方で、駅前のちょっと寂しい感じが拭えませんが。

六地蔵が眠る大善寺と地名の由来

こちらのお寺が大善寺です。
浄土宗のお寺で、「六地蔵」の名で親しまれています。
このお寺があるのは京都市伏見区になりますが、宇治市の北端のJR六地蔵がある地域の地名は六地蔵となっています。

そもそも、なぜ六地蔵か?
大善寺は平安時代、藤原鎌足(中臣鎌足)の子、定慧(じょうえ)によって創建されたそうです。

小野篁(おのたかむら)が一木から六体の地蔵を作ったことがきっかけで、六地蔵と呼ばれるようになったとのこと。
平安時代の末期に六体の地蔵菩薩は分離され、六体のうち一体が大善寺に安置されていて、他は都に通じる主要街道の入り口に置かれるようになりました。

他のお地蔵さんは
以下の場所にあります。

伏見地蔵 大善寺 
鳥羽地蔵 浄禅寺 
桂地蔵 地蔵寺 
常盤地蔵 源光寺 
鞍馬口地蔵 上善寺 
山科地蔵 徳林庵 

毎年8/22と23に六地蔵巡りと称して、6つのお地蔵さんを巡る習わしがあり、多くの人がこの六地蔵の地と他5箇所のお地蔵さんを参拝して無病息災を祈願しています。全て京都市内にありますが、全てまわるのは1日仕事になりそうですね。


六地蔵の古民家喫茶

古民家カフェ見つけました。「喫茶 六地蔵」です。
このお店は京阪の六地蔵より地下鉄やJRの方が近いのですが、築100年以上の建屋で、明治時代の雰囲気をそのまま残しながら、コーヒーやシフォンケーキを楽しめます。

コーヒーの種類が豊富で15種類のブレンドの中からお好みを選べます。コーヒーに拘りがあるという人も楽しめます。

手作り感のある和のコーヒーカップから洋風のコーヒーカップまで、並べていて、このなかから器を選ぶことができます。

シフォンケーキもあります。タイムスリップしたかのような店内でちょっと懐かしい気分と共に過ごしてみませんか。

以下公式インスタのプロフィールからの引用ですが、営業時間ご参考ください。
営業時間:12時〜18時30分
土日祝のみモーニング:8時30分〜11時
    (10時30分ラストオーダー)
  12時まで休憩時間をいただきます。
定休日:火曜日、第2、4水曜日
公式インスタより

今日はこんなところで。
それでは。

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