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【京阪・びわ湖浜大津】鉄オタ大歓喜の路面区間!京津線800系が最強すぎる

こんばんは!鉄道ライター目指して76日目Kiyomizuです。
今日は京阪電車大津線の京津線と石山坂本線の交差点「びわ湖浜大津」駅です。
今日はすみませんが、周辺情報は少なめです。鉄オタが喜ぶ内容です。ご了承を。。



びわ湖浜大津駅の基本情報

びわ湖浜大津駅は京津線(けいしんせん)の終点駅で、石山坂本線においてはちょうど中間くらいに位置します。T字交差している形ですね。
大津線においては唯一改札を通らずに乗り換えができる駅になりますが、乗降客数は大津線の中で1位ではありません。

大津線1位は京阪石山駅、2位京阪膳所駅、3位京阪大津京駅、4位にびわ湖浜大津駅となります。1~3位は駅名に「京阪」がついています。ということはJRの乗り換えがあるため多いんですね。

石山寺方面

びわ湖浜大津駅ホームから石山寺方面を望みます。
びわ湖浜大津駅は京津線と石山坂本線の両方が入りますが、ホームはシンプルで1面2線の島型ホームになります。
片方は石山寺方面
もう片方は坂本比叡山口方面・と京津線方面両方の電車が入る形になります。
京津線の電車は4両編成ですが、石山坂本線は2両編成の電車となります。つまり、京津線の車両が石山坂本線に乗り入れることはありません。石山坂本線の各駅は2両分のホームしかないので。

そのため、京津線のからびわ湖浜大津に入ってきた4両の電車は石山寺方面の乗り場に入ってきます。しかしそのまま折り返せないため、一旦石山寺方面の折り返しポイントに引き上げてから、坂本比叡山口・京津線方面の乗り場に入ってきます。

ホームから坂本比叡山口方面を望む

ホームから坂本比叡山口・京津線方面を見ると先にあるのは一般道です。
ここからたった一駅分ですが、坂本比叡山口方面は「三井寺(みいでら)」駅まで、京津線方面は「上栄町(かみさかえまち)」駅まで、路面区間となります。

これはね、正直、、ワクワクが止まりません。気持ち悪がられようが知らねえ。
線路の先に普通に一般車両が走っています。

京阪大津線の路面区間

はい、こちらはびわ湖浜大津駅の駅前です。
京津線の4両編成電車が石山寺方面ホームに入っていく様子です。
路面電車で4両編成というのは実はここ、大津でしか見ることができません。

因みに、路面電車ってもうちょっとフォルム的にはずんぐりむっくりした電車の車輪が隠れたようなフォルムが多いのですが、京津線の車両は大阪京都を走っている京阪本線などの車両とフォルムが似ています。
普通の電車が、路面を走っているのがなかなか珍事ですよ。
大阪や岡山、広島にも路面電車はありますが、こんな電車っぽい路面電車ではありません。バスに近いかも。

次の写真は石山坂本線の石山寺方面に向かかう電車です。

普通に車道用の信号機が赤の時に止まります。(そうじゃなきゃ困るが。)
こちらは2両編成の700系の車両です。京津線の車両よりさらに小さいコンパクトな設計でかわいらしいです。ラッピングされているのは「きかんしゃトーマス」ですね。石山坂本線の方は2本に1本くらいのペースでラッピングカー。いろいろな種類があります。大河ドラマ「光る君へ」や、「響けユーフォニアム」など。中には、大学の宣伝のためのラッピングも。

びわ湖浜大津駅周辺

駅の周辺は観光地としての色が強そうです。
琵琶湖汽船のミシガンクルーズもこの駅の近くから載ることができます。

びわ湖浜大津駅から歩いて数分の湖畔です。
この日は波も少なく、快晴。めちゃめちゃ気持ちのいい場所です。
恐らくほかにも見所は沢山ありますが、割愛します。すみません。



京津線車両800系

びわ湖浜大津駅の1番乗り場は坂本比叡山口方面と京都地下鉄の「太秦天神川(うずまさてんじんがわ)」行きの2種類の電車がきます。
大津の中心部から、あの映画村で有名な太秦まで行ってしまうのですね。

比叡山坂本口行きは、600系または700系の電車が来ます。
600系と700系の1両のサイズは 15,000×2,380×3,980mm
長さが15mですね。
800系は少し大きくなり、16,500×2,440×3,475mmで、
1両は16.5m程度となります。

ちなみに、
大阪京都を走っている普通電車などの13000系は
18,900(中間車18,700)×2,792×4,195mm
となり、1両の長さは18.9mとなります。
800系も普通の車両より一回り小さいタイプの電車です。

参考:KEIHAN車両図鑑

路面も急勾配も地下鉄も一気通貫の800系

800系のすごさは、急カーブも、急勾配も、地下鉄の自動運転も、全て対応している車両というところです。
京津線は京阪山科を越えて、御陵(みささぎ)駅というところまでになりますが、御陵駅からは京都市営地下鉄東西線に乗り入れとなります。
京都地下鉄は、自動運転となりますが、京津線は路面区間もあり、山間をくねくね進みながら、急勾配を上りながらになるため運転手さんの腕がなります。

この場所が通常では考えられない、隣駅上栄町近くの急カーブかつ路面と占有区間の切り替わりポイントになります。

通常音車両では曲がり切れないでしょう。びわ湖浜大津駅前のカーブも90°回るため、電車としてはかなりきついカーブになりますが、曲がり切れる設計にされていることと、屋根の上についてる電線に接触しているやつ(パンタグラフ)も京都市営地下鉄にも合わせられるような、高さの調整ができる形になっています。
京津線の途中駅「大谷」駅では日本一急勾配にある駅として知られていますが、そういった場所での発進も難なく行えるという他の車両とはわけが違うものになっています。

京津線に乗る際は是非急カーブや急勾配にも注目が集まりますが、電車のスムーズな走りにも注目してみて下さい。
800系はかなり特別な車両です。

今日はこんなところで。
それでは。

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