DXの課題とHRの展望

DXは重要なテーマですが、
2020年にマッキンゼーが発表した「デジタル変革が失敗する割合」は面白いです。

▼URL
https://www.mckinsey.com/jp/~/media/mckinsey/locations/asia/japan/our%20work/digital/accelerating_digital_transformation_under_covid19-an_urgent_message_to_leaders_in_japan-jp.pdf

世界的に見てもDX成功の道はかなり険しいことがわかっており、
通常の企業変革成功率が30%であるとして、DXは16%程度しかありません。
加えて、伝統的な業界ではさらに低い成功率です。

レガシー産業を中心にコンサルティングを展開してきた私としては
このデータは見逃せないのですが、、、。
さらに、失敗要因のトップ10の内、上位4つがすべて組織・人財課題です。
1位:シニアマネジメントのフォーカスと文化(36%)
2位:デジタルテクノロジーの理解不足(26%)
3位:デジタル人財の欠如(25%)
4位:組織(24%)

つまりDXの失敗要因はハードな課題ではなく、人に起因するソフトな課題にあります。
上記のような課題を解決するソリューション開発は今後かなり伸びていくことになるかと思います。
HRをやる身としては、ここに貢献していきたいですね…

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