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円グラフ、ツリーマップ:DATA Saberへの道その1

こんにちは、山口征啓です。
先月からTableauの勉強をはじめて、Data Saberという資格を挑戦しています。今日は2種類のグラフについてまとめてみます。

円グラフ使っていますか?

皆さん、グラフを書く時に円グラフを使っていますか?
円グラグはとてもポピュラーなグラフで、エクセルでグラフを作るときなんかもおすすめに出てきますね。
でも、僕はもう何年も円グラフを使っていません。円グラフは割合を表す時に使われますが、いくつかの欠点があるからです。

円グラフの欠点

一番大きな欠点はスペースを取りすぎることです。グラフがひとつふたつなら、まだ良いのですが、複数のグラフを並べると苦しくなります。

これは当たり前の話で、円グラフは四隅にスペースが空いてしまうので、どうしても効率が悪くなってしまいます。

要素数が多いと比較がしにくくなる

また、グラフ内の要素数が多くなると(たとえば10以上)かなりみにくくなります。

要素数の多い円グラフ

たとえば左上にある、文房具と封筒のどちらが大きいのか、ぱっと見た目でわかりますか?あるいは文房具と、6時の方向にある画材の比較はどうでしょうか?右下の黄緑のエリアは小さすぎてカテゴリ名がなくなっているところもあります。

また色についてもあまり意味が持たされておらず、単なる識別のための道具になってしまっています。

要素が多いときの比較にはツリーマップ

それでは要素が多いときの比較はどうすればよいかというと、ツリーマップが良いようです。

円グラフとツリーマップの比較

ツリーマップは元々、コンピューターのハードドライブ上のファイルの構造とサイズを表示する方法として考案されたものだそうです。そういえば、昔はハードディスクのファイルの断片化の解消なんかやってたなぁ(遠い目)

またツリーマップは階層構造を示すためにも有用なようです。

みなさんもツリーマップを是非使ってみてください。

おまけ:円グラフは色をつかわないと表現できないか?

Data Saberの問題にはこのような選択肢があります。正解としては✗が想定されているようなのですが、実は色を使わなくても円グラフは作れます。

グレースケールを使えば白から黒までの濃淡で表現できますが、例えばプリンターが白黒印刷しかできない場合はグレースケールも使えません。このような場合にはパターンを使うとうまくいきます。エクセルでも可能なようです。

僕が大学生の頃はカラープリンターは非常に高価で、個人ではなかなか買えなかったので、このような白黒円グラフが巷に溢れていました。しかし制限が多かっただけに、色々と出来たときの喜びは今よりもむしろ大きかったなー(遠い目:2回目)


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