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#009:コト京都、好きなトコ1/出町柳から吉田山

いきなりアンコール・ワットから、その1週間前に行った京都へ話題を変える。
京都に行ったら必ず立ち寄る大好きな場所や、この前行ってよかったところを紹介します。ちな、私は大阪は堺市出身なので、表記は大阪弁です(笑)


1:枡形商店街

言わずと知れた京アニの名作『たまこまーけっと』の聖地!
商店街のあちこちにキャラがいます。飛び出し坊やのキャラ版を見つけたときは嬉しかったぞ・・ではなく。
伊勢丹や本店で売り切れの阿闍梨餅がこっそり買えたり、美味しい豆腐屋さんがあったり、乾物屋さんの小豆と昆布の飴が美味しかったり、水洗いした豆を引いて出してくれるコーヒー屋さんとか、出町座に向かう前にぷらりと歩くと上映時間に間に合わなくなること請け合い。

ダイソーのシャッターを眺めてるのん、好き

2:出町座

ミニシアター系映画館とカフェと書店が一体化したサブカル的素敵な京都の文化拠点!・・と言っていいんじゃないかな。掛かる映画もイカす。私は『聖地には蜘蛛が巣を張る』という重ための映画から、メジャー館扱いの『バービー』や左京区男子代表 森見登美彦氏の『四畳半タイムマシーンブルース』まで、京都観光ついでに味わいのある作品を毎度見に行きます。上下に2つ劇場があって入れ替え制。カフェで買ったラムネなどの瓶の飲み物はストローをさしてくれて、劇場内持ち込み可でした。

タイムマシーンがあったよ。

3:ふるほん上海ラヂオ

全部の古本が100円。掘り出し物が多くて、出町座のついでになんか買ってしまう。旧ツイッター (@Shanghai_Radio)での入荷情報がわかるみたいです。

4:野呂本店

出町柳にしかないのに、何故か「本店」と名乗ったはる主張が好き。
漬物のお土産は、最近は野呂本店さんとニシダやさんのおらがむら漬で買うことが多いかな。各百貨店の催事にも出してはりますが、できたら是非、枡形商店街を抜けたその先の“本店”まで行ってみてください。とても気さくなお店の方が、豊富なお漬物の中からお好みに合わせて選ぶのを手伝ってくれますよ。
私のおすすめは、いっちゃんベタですが、なんと言っても青てっぽう。キュウリの中にゴボウと青じそを入れてあってさっぱりしてめちゃ美味しいです。6日しか持ちませんし冷蔵ですけど、もしお持ち帰りできそうなら、どうぞ。
それから、パラパラの乾燥した縮緬が欲しかったらここで買えます。これも絶品!

5:真夜中のおやつ(カフェ)

最近できた、場所が非常に迷いやすい場所にある真の隠れ家喫茶店。私はお店に通じる小道の前を1度通り過ぎてしまい、丸太町方面から出町柳駅まで行ってしまいました。
事前に営業日やメニューの情報を確認して、もし辿り着けたらなら、貴方のために用意された美味しいおやつが食べられますよう。こじんまりしているので、大切な人と二人でヒソヒソ・クスクス話をするのにピッタリなお店です。

メニューはとにかく変わるそうなので、決め打ちでなく、出会えた季節の食材を楽しんでくださいませ。
店内がね、食器がね、おしゃれなんですっ!
私が行ったときはイチジク。パフェをハーフにしてもらい、タルトと両方いただきましたw

6:おにぎり屋さん

出町柳駅のすぐそば。朝7時から営業しているので、比叡山や鞍馬への登山の前に是非立ち寄ってください。お茶は店内でも数軒となりのセブンイレブンでも買えます。京都ならではの鞍馬漬けとか葉唐辛子など他所では見かけないものから、しゃけ、昆布、梅の定番まで、40種類ぐらいあるらしい。とんがり型の三角形は食べやすいです。お願いしたら握り立てのあったかいのを分けてもらえたことがあったので、そのまま鴨川デルタで朝ごはんというのも、私はよくやります。

お店の名前がほんまに「おにぎり屋さん」やねん
ぐへへ、ある日のおにぎりセット。唐揚げとゆで卵は大切なタンパク質やし外せへん。

7:名曲喫茶 柳月堂

大人の喫茶店・・というか、美しい音楽を聴きたい人にだけ許された喫茶店。本を片手に一人で行くのがええように思います。
名曲喫茶というと飲食が酷いところもありますが、ここはケーキも飲み物も美味。安心の価格相応。ホテルのケーキもありました。
京都でふと、物思いに耽りたくなったら思い出して欲しい喫茶店です。

おしぼりの袋を切るためのハサミ付き。物音厳禁が徹底されているのがわかるでしょ?

8:ベーカリー柳月堂

お米やなくて、パンが食べたくなったら是非ここを。
胡桃パンのバリエーション(9種類あるらしい)が多くて迷いますが、もし幸いなことに焼きたてに出会えたら、迷わずいつもより1個多めに買って正解です。私は2個買ってそのまま熱々を食べたのですが、3つ目が欲しくなるぐらい美味しくて口惜しい思いをしました。奥で焼いているのがわかるのも、なんとなく親しみが湧く理由かなぁ。

9:Qu-an花様術

銀閣寺門前の雑貨屋さん。
京都ならではの雑貨から、苔や小さな鉢植えまで。とにかく「ちょっと面白い」ものを扱ったはります。哲学の道の終点で、スタートで。店内も素敵なので、よかったら覗いてみてください。

10:茂庵

これこそ知る人ぞ知る、吉田山の隠れ家喫茶店と言っていいのでは?
コロナの影響か、一度閉店を宣言されたのですが、少しシステムを変えて現在も営業してはります。景色は最高。
春と秋の茶懐石・三友居さんの竹籠弁当。ちょっと高いけど、なかなか食べる機会もないと思うので、是非奮発してください。めっちゃ価値のあるお弁当をいただけます。白味噌のお汁もデザートもつきますので大満足できますし・・竹籠はいただけます。≪3日前までの完全予約制≫

春の竹籠弁当。いやほんま、たまの贅沢。ご褒美。これのためなら私は半年働ける。
愛宕山や嵐山の方面が見えます。

出町柳〜吉田山の界隈には、他にも。

出町ふたば阿闍梨餅本舗 京菓子司 -満月-緑寿庵清水の金平糖、森見文学の聖地 進々堂 京大北門前おめん 銀閣寺本店とか紹介したいけど、この辺りはどこのガイドブックにも載っていると思うのでチェックしてみてください〜。

今回はこの辺にしといたろかw


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