見出し画像

#021:オンラインゲームは、ゲニ恐ろしい。


ついうっかり某オンラインゲームを始めてしまった。

「現在、私は仕事がない。
そんな自身の状況を活かして新たな挑戦に出ることにしました」
「無謀な気まぐれで、ある日、ポケスリの攻略サイトの隣にあるゲームのバナーをクリックしてしまいました」
・・そんな言い訳や理由を並べても結局、バナーの誘惑に負けたと自覚しています。魅力的な女の子のキャラクターや、単純に「遊んでみたい」という気持ちが勝ってしまったのです。

ゲーム中毒に自らハマると、自ら抜けられるか?

とはいえ、オンラインゲームなんて、最後にプレイした『ガールフレンド(仮)』から既に数年も経っており、初手で挫折するだろうと覚悟していました。
しかし、意外に全くやり方やルールを知らない私でも、ガイダンスに従ったり赤いバッヂをクリックしていくだけで、どんどん場面が進んでいき、あっという間にLV.20に到達しました。気がつけば2日目にはLV.32。結局、どこまででもハマれるものなのだと感じています。

2日目を終えて、成長レベルや新しい展開の「待ち時間の増加」(「課金してはいかが?」のサインかな)を感じつつも、それでもまだ、無課金でも十分楽しめます。まさに抜けられない状態です。
最初の問い「ゲーム中毒になってしまうのは、自ら抜けられるか?」は、どうやら「No」になりそうな予感がします。

ゲームの中毒性について、ChatGPTに聞いてみた。

実際にプレイしていく中で、いくつか中毒性のポイントに気づきました。
「適度な難易度で途切れることなくやってくる課題」「小さな達成から得られる大きな報酬」「行き詰まったときに挑戦すべき場所を何度でも提示してくれるガイダンスの忍耐力」などがその一例です。おそらく、これらの要素は既に心理学や社会学などの「ゲームの中毒性に関する研究」で取り上げられているポイントだと思い、ChatGPTに「ゲームの中毒性について教えてください」と質問してみました。

ゲームの中毒性は、特定のゲームがプレイヤーに対して強い魅力を持ち、その結果としてプレイヤーがゲームに時間を費やしすぎ、他の重要な活動や義務を怠る状態を指します。中毒性の程度は個人によって異なりますが、以下は一般的に考えられる中毒性の要因です。

1. 報酬系統の活性化: ゲーム内での成功や達成感は、脳内の報酬系統を活性化させることがあります。これにより、プレイヤーはゲームを続けて同様の快楽を追求する傾向があります。
2. 継続的な挑戦: ゲームはしばしばプレイヤーに対して新しい挑戦や目標を提供します。この継続的な挑戦が、プレイヤーを引き込んでいく要因となります。
3. ソーシャル要素: オンラインマルチプレイヤーゲームでは、他のプレイヤーとのコミュニケーションや協力が求められることがあります。これがソーシャルな結びつきを生み出し、プレイヤーを引き寄せます。
4. リアルな報酬と代替現実: ゲーム内での成果や報酬は、現実の日常生活では難しいことでも手に入ることができます。これにより、プレイヤーはゲームの中での成功を求めるようになります。
5. 時間の感覚の喪失: 長時間のゲームプレイ中に、プレイヤーは時間の経過を感じにくくなります。これが連続的なプレイを促進し、他の活動を疎かにする原因となります。
6. エスケープとストレスの軽減: ゲームは現実のストレスから逃れる手段として利用されることがあります。特に難解な問題やプレッシャーがある場合、ゲームが一種の逃避先となることがあります。

中毒性が問題となる場合、自己管理やサポートを得ることが重要です。健康なライフスタイルやバランスを保つために、ゲームのプレイ時間を適切に調整し、他の興味深い活動にも時間を割くことが大切です。

ChatGPT3.5より

私はゲーム内でのチャットはしないので、3を除いたその他の項目は、すべて当てはまります。特に6の要素が非常に大きな影響を持っているように感じます。
無職の現実逃避において、報酬の仕組みが充実していて、さらには時間を楽しく過ごせるオンラインゲームは最高の遊び相手です。「履歴書や職務経歴書を書くのは面倒くさい」「転職できるのか不安」「アポイントを取るのが手間だぁ」といった現実のネガティブな側面にフォーカスするとき、ゲームはまさに逃げ場。
この「もう現実に戻りたくない」という気分は、多くの人が経験したことがあると思うので、共感してもらえるかもしれません。

更に自力で抜けるためにすべきことを聞いてみた。

とはいえ「まだ始めて2日」。
なんとか自力で日常に戻るために、今度は「自力で辞めるためにはどうしたらいいですか」と聞いてみました。

オンラインゲームの中毒から抜け出すことは挑戦的ですが、以下は自力で辞めるための一般的なアドバイスです。ただし、個人の状況によって異なるため、これらの方法が必ずしも効果的であるとは限りません。できるだけ専門家やサポートグループの協力を得ることも検討してください。

1. 目標を設定する: ゲームから離れるためには、具体的で現実的な目標を設定しましょう。例えば、週に何時間までプレイするか、他の趣味や活動に時間を割くなどです。
2.時間管理: ゲームに費やす時間を明確に把握し、それに対して制限を設けましょう。タイマーやアラームを利用して、決められた時間を守るようにしましょう。
3.ゲーム内の誘惑を減らす: ゲームのアイテムやキャラクターを購入する誘惑を減らすために、課金情報をゲームから削除し、自分のアカウントをセキュアに保ちましょう。
4.新しい趣味を見つける: ゲーム以外の趣味や活動を見つけましょう。他の趣味があることで、ゲーム以外の楽しみを見つけやすくなります。
5.ソーシャルサポート: 友人や家族に、ゲームから離れることについて話し、サポートを求めましょう。理解してくれる人がいれば、一緒に新しい活動を楽しむこともできます。
6.情報と意識の向上: ゲーム中毒に関する情報を学び、その影響やリスクについて理解することが大切です。意識を高めることで、自分の行動を客観的に見つめることができます。
7.専門家の助けを得る: 必要であれば、心理カウンセリングやサポートグループに参加するなど、専門家の助けを借りることが重要です。
8.一時停止または削除: ゲームのアカウントを一時停止するか、完全に削除することで、誘惑を減少させ、自制心を養うことができます。

これらのアプローチを組み合わせつつ、自分に合った方法を見つけていくと良いでしょう。また、辞める過程で挫折することもあるかもしれませんが、焦らず、少しずつ進めていくことが大切です。

ChatGPT3.5より

なかなかシビアな答え。
「たかだかゲーム」と、やはりみくびってはいけないのですね。
なんといってもゲーム会社は、「大人をゲームにハメて、課金させる」という目的に、本気で取り組み、追求してきているのであります。へなちょこな意思で抗える訳がないですね。4番目を更にスケールアップした、「ゲーム以上に楽しいこと」を現実正解に作らねば抜け出せないように思いました。

ということで、まんじゅう怖い。ゲーム怖い。

『ビビッドアーミー』は、ゲームポータルサイトG123.jpから提供されているブラウザゲームです。エッチな広告とは対照的に、実際には本格的なリアルタイムストラテジーがとても面白いです。キャラクターの不自然な揺れが気になる部分もありますが、全体的に美しくデザインされていて、女性も楽しめる内容だと思います。

そんな素晴らしい仮想世界から現実に戻るために、「将来の楽しい職場環境をイメトレ」「水彩画に再び没頭する」、そして「友達に誘われたイベントへの参加」の3つに真剣に取り組み、オンラインゲームは1週間以内に辞めるつもりです。
そうですね、まずは具体的な時間を設けてみることから始めてみようと思います・・あ、これ、ちょっと負け戦っぽい、かな(苦笑)

参考情報
ビビッドアーミー(公式)
ビビッドアーミーは面白い?プレイした感想と口コミ・評価!

参考までに、本の紹介。

依存する側と「つい」うっかりさせる側の本を2冊。
ハマるということ、飽きるということ、モチベーション、その他諸々について、どなたかの考えるきっかけになれば嬉しいです。

1)『本当の依存症の話をしよう -ラットパークと薬物戦争-』
私の好きな、とてもわかりやすい依存症の本です。
「依存性のあるものも、楽しい日常には叶わない」という例が書かれています。
逆を返せば、現実に楽しみがなければ人は簡単に中毒や依存にハマってしまうということだなと読みました。

2)「ついやってしまう」体験のつくりかた――人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみ
それから、全世界で1億台を売り上げたNintendo「Wii」の企画担当者の著書。
ついやりたくなる、つい夢中になる、つい誰かに言いたくなる。この「つい」は人の手でデザインできるという内容だそうです(積読中)。
「つい」を上手に使えば、モチベーションづくりに活かせるのではないかな、と思っている私には、非常に興味津々の一冊です。
是非、私より先に読んでみてください(笑)


いいなと思ったら応援しよう!