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#002:カンボジアで考えた。
今日は旅先で、ふと考えたことを。
1:チップ制
カンボジアはチップの国。ベッドメイクにも、マッサージしてもらっても、トゥクトゥクに乗っても、ボートに乗せてもらっても、チップが発生する…が、私はよく忘れる。しかもガイドさんに相場を聞いても「あなたのお心でいいのですよ」と教えてもらえない。
私からすると、チップを忘れてしまうことでサービスへの不満と取られては残念だし、更にだいたいにおいてとても満足しているせっかくのサービスに適切な金額を支払えていないと申し訳ないし。私に取ってチップは「支払い忘れ」「適切な額面」の二段階で難しい。
2:カンボジアのベトナム人ボート生活民
メコン側からボートで入り込んでくる、ベトナムの不法滞在者。ガイドさんは穏やかに憤っていたけれど(彼はいつも優しく対応してくれるが、ベトナム人、タイ人、中国人には色々と思うところがあることは仄かに伝わる)、果たして彼らはどんな害をカンボジアの人々に与えているんだろう(もちろん、一般的なことは想像がつくけれど、それだけではない気がして)。また、同じ湖の対岸にはカンボジア人のボート生活の人々がいるけれど、それぞれに対してどんな感情の違いがあるのだろう。
3:ボート生活している人々の幸いと私の幸い
果たしてどちらが重くて、どちらが尊いか?
彼らの不幸と私のソレと、きっと天秤に乗せても重さは測れないと思うのだが、それはなぜなのだろう。
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4:仏像の顔がトコトン破壊される件
アンコールワット、アンコールトム、その他寺院で見るのは、首をもぎ取られた仏像や、顔を剥がされた仏陀のレリーフ。持ち去れば売れるという理由もあるだろうけれど、そのほかにも宗教的な理由で潰されているものもあって。
下の踊り子のお姉さんのレリーフが完全な形で残っているのに、仏陀の顔だけが潰されているのをみると、なんとも宗教の粘着質な恐ろしさを感じる。そこまでして執拗に否定するのは、否定しなければならないのはなぜなんだろう。
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5:狛ライオンの性器。
海外の狛犬や狛XXの性器って割と克明に彫り込まれているのに、あんまり日本の狛犬のはみたことないなぁ、などと。その差ってなんなんだろう。もちろん陰陽の大きなご祭神は見たことがあるので、日本の表現力が劣るとか、奥ゆかしいとか、そういう理由ではないと思うんだよな。狛XXのものに限って差がある気がする。
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今日のところはこの辺にしとこ。