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AI技術の進歩は凄まじい
こんにちは。
アイシーティーリンクの狩集です。
すっかり最近は秋めいてきましたね~。
そんなわけで(どんなわけ?)、今回のブログは趣味のDTMに関係した内容を書こうと思います。
私は楽曲を製作する以外に、好きな曲の弦楽器アレンジを勉強、分析する意味で楽曲をコピーすることってあるんですが、その際にドラムの打ち込みをまず行います。
ただ、その作業が面倒だな~と個人的に思うことが多々あります。
(主に弦楽器のアレンジや練習をしたいことがメインなので。)
今まではポチポチと地道に打ち込みをしていたのですが、ふと思い付きで「音源 パート分割」という検索ワードでググってみたら、とても素敵なモノを見つけました。
オープンソースのフリーウェア「Demucs」というものです。
facebookresearch/demucs: Hybrid Spectrogram and Waveform Source Separation という論文のコード (github.com)
DemucsはMeta Researchが開発したオープンソースプロジェクトで、AI技術を駆使してボーカルや楽器の分離を行うことができるものです。
特に、WindowsやMacユーザー向けに使いやすいGUI版が提供されており、Pythonの知識がなくても利用できる…とのことです。
さまざまなフォーマットをサポートしており、WAV、AIFF、FLAC、OggVorbis、MP3などのファイルを分離できます。
1つの音源から、「ボーカル」、「ベース」、「ドラム」、「それ以外」という4つのトラックに分離してくれます。
そのため、ボーカル以外の3トラックを纏めてカラオケ音源にしてみたり、ベースを抜いてベース練習用音源を、誰でもさっと作れてしまったりします。
ベースを始めたばかりのころにこのツールや今の環境があれば、もっと練習が楽しかっただろうなぁ…。
AI技術の進化によって、以前に比べて音源分離の品質がここまで高まってるとは…と、目から鱗でした。
音源分割ツールは、音楽制作やいろんな実験に役立つ素晴らしいツールです…が!
あくまで個人の範疇で楽しむ程度に留めなければ、他の人の迷惑になったり、著作権侵害とかになったりする可能性もありますので、使用の際には十分にご注意ください。
詳細なインストール方法や使い方は、下記のブログを参考にして導入しました。
非常に細かく手順を記載してくれているので、スムーズに導入することが出来ました。
音源を4つに分解するソフト Demucs Gui | GO研究所 (golabo.net)
それでは、本日はこのへんで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。