オフラインでの持ち帰り学習ヒント!
タブレットの持ち帰りが始まろうとしているが、全家庭にネット環境がないことが調査で分かった。
そこで、インターネット環境がない状態でも、持ち帰っての学習が可能なように、オフライン学習について考えてみた。
クロームブックでオフライン学習できる代表的アプリは次の5つ。
①ドキュメント
課題を与えてレポートや作文を書かせる。ただし、ネットが使えないので、イラストなどを貼り付けることは難しいが、カメラで撮った画像は、なんとか利用できるので工夫次第だ。スプレッドシートのデータを利用して文書を作成することもできる。
②スプレッドシート
文章から表を作ったり、その表からグラフ化するなどの学習はできるだろう。エクセルならマクロでドリル問題を作成可能だが、どうもスプレッドでGASを組んでもネットに接続しないと動かないみたいである。勉強不足かもしれないが。スプレッドでドリル問題と思ったが、そこは課題である。
③スライド
調べ学習で編集するのによく利用されるアプリだが、ネットに繋なげて素材を利用できないので、ファイルのフォルダに保存されているデータを使うしかないので、学校で準備しておく必要がある。素材さえある程度準備されていれば、その素材をもとにスライドでまとめる学習などは可能だろう。
④カメラ
もしかしたらこれが一番利用が多いのかもしれない。土日に家に持って帰って、家の周りの季節の風景を探してカメラに撮るとか、笛の練習や体育の予習、復習を親に写真や動画を撮ってもらうとか。
また、学校で撮った動画を家で評価してもらう。その時にワープロが苦手な親ならば、感想を書いた紙をカメラで撮ったり、親によっては動画で返信なんていうこともできるだろう。親子でタブレット学習なんていうのもこれから主流になるかもしれない。
⑤プログラミング
オフラインで利用できるタイピングランドやスクラッチが利用できそう。スクラッチならばプログラミング学習と同時にドリル学習も可能だろう。探せば結構スクラッチで作られたドリル学習もあるので、それを利用して復習や予習する手もあるかもしれない。
ネット環境の関係で持ち帰りを躊躇している学校や持ち帰りを始めたがネット環境のない状態で何をやらせばいいのか悩んでいる学校も多いと聞く。
ネット環境での学習に慣れてしまい、オフラインで何をしたらいいか悩んでいる学校は、この5つのアプリを上手く組み合わせれば、オフラインでも毎日の持ち帰りももしかしたら可能になってくるのかもしれない。
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