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canvaで学校何ができる(夏特集その3)

 夏休も半分過ぎ、そろそろ2学期の準備に取り掛かろうとしている頃ではないでしょうか。2学期からは是非canvaを利用した教育活動を!ということで今回は夏特集第3弾をお送りします。
 ほんとcanvaはできることが多すぎて反対に何に手を付けていいかわからないといった贅沢な相談を受けることが多々ありますが、今夏の特集が少しでもそのお役に立てればうれしいです。


11.漢字を作ろう

漢字を作ろう

 作った文字を部首ごとに分けて配置し、移動させながら漢字を完成させる課題を作ることができます。
 作成方法は、まず一文字の漢字を作成し、それをタブレットのキャプチャーで半分にします。余分な文字がある場合には、canvaの編集からマジック消しゴムを使って消去します。作った部首ごとの文字を適当に配置し学習させます。漢字の学習としては簡単に課題が作成できると思います。


12.粘土作品を動かそう

粘土作品を動かそう

 canvaにアニメーション機能ができたとき、これを使って何かできないかなと思ったときに、丁度子どもたちの粘土作品がロッカーの上にあり、これを使ったら絶対面白いと思って先生方に紹介した授業です。
 作成方法は、次の通りです。
①カメラで粘土作品を撮ります。動く方向を正面にして撮影します。
②canvaの背景除去機能を使って背景を削除して、粘土作品のみにします。
③好きな写真を選び背景にします。これで画像は動きません。この方法は様々な課題を作成するときによく用いる方法です。
④粘土の数を増やしたいときは、コピーして拡大または縮小して配置します。
⑤canvaのアニメーション機能を使って、粘土を好きなように動かします。
⑥できた作品はmp4として保存すれば、単体の作品としても利用できます。
このアニメションの作成方法は、過去のnoteにも載せていますので、参考にしてください。

13.動画で地図紹介

動画で地図紹介

 QRコードを使って、動画で地図を作成する授業です。
 作成方法は、動画を作成して、canvaの中にあるQRコード作成機能を使ってリンクを張るだけの簡単な作業で教材を作成したり、子どもたちが動画地域紹介を作成することも可能です。学校探検にも使えそうですね。

14.フォームの見出し作成

フォームの見出し作成

 アンケートや小テストを作成するのにフォームを作ることも多いと思いますが、その見出しをcanvaでは簡単に作成することができます。様々なテンプレートがありますので、テンプレートを加工するのが一番簡単だと思います。見出しが変わるだけでも、子どもたちの印象は変わりますので、是非canvaで作成してみてください。クラスルームの見出しも当然作れますよ。

15.名刺を作ろう

名刺を作ろう

 canvaの学習では定番の一つ、名刺を作ろうです。canvaには様々な名刺のテンプレートがあるので、それを加工して簡単に名刺を作ることができます。ただ、単純に名刺を作るだけでは大した学習にならないので、例えば、上級生が下級生や保育園児に自分を紹介する場合には、どんな名刺が一番覚えてもらいやすいのか考えながら作成すると工夫した名刺を作成することができます。
 常に何のために作成をするのか子どもたちに考えさせる授業が大切で、そのためには試行錯誤が必要だと思いますが、canvaでは様々な文字やイラストの利用が可能で、個人で作るもよし、友だちの作品を参考にするもよし、デジタルならではの学習を通して子どもたちは学ぶことができます。

以上ランダムにcanvaでできることを紹介してきました。2学期まであと2週間。早い自治体では来週にも学校が始まるところもあるみたいですが、canva使って楽しい学校、楽しい授業を作っていきましょう。

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