初等中等教育段階における生成AIの利活用に関する検討会議③
9月3日(火)9:00-11:00に第3回「初等中等教育段階における生成AIの利活用に関する検討会議」が開催されました。
今回は、委員4人が発表をして、その後に議論という流れ。そして、その4人の中の1人が私でした。
話したいことは山のようにありますが、持ち時間は15分。オーバーするとディスカッションの時間がなくなるので、それは許されません。というわけで、自分の発表をムービーにして流す、ということをやってみました。これによって、私の発表は時間ピッタリ。おまけに以下のようにYouTubeで公開もできてしまうのでした。
それはいいのですが、私の前が今井むつみ先生、私の後が佐藤和紀先生と吉田塁先生です。ザ・有識者に囲まれてしまったわけです。ムービー撮る前から「うわー、まいったなー、どうしようかなー」と思っていたのですが、こうなったらやることはただ一つです。
「よし、笑いを取ってやろう」
そう決めてプレゼンを作り、ムービーを撮りました。当日、Zoomの画面で今井先生と細田真由美先生(前さいたま市教育長)が笑っているのは確認できました。勝った!
…いや、そんなこと、どうでもいいですよね。真面目に書くと、今回、この会議の中で、実践者枠は私だけです。小学生相手に生成AIを活用した授業を日々行っている方はいらっしゃいません。そこを見込まれて選ばれたのだろうな、とは思いますが、と言って私が教育現場を代表できるかと言えば、そんなことができるわけではありません。
できるのは、自分が積み重ねてきた実践から考えたことを言葉にすることだけです。その実践に自信はありますが、そこにどれだけの意味があるのか、どれほどの価値があるのかは、自分では判断できません。その判断は周りの方に委ねるよりないです。
それは少々おっかなくはあるのですが、でも構わず思ったことを言い続けます。何しろ本質的には非有識者ですからね。