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102 初年度のおもひで#1

かれこれ10年以上前。

わたしは初任で宿泊研修に行っていた。
2泊3日の県内初任者が集まり、県の宿泊施設で「教員とは何たるか」を教えてもらう。

3日間の日程を終え、帰路に着く。
心身ともに疲れ果てていたが、2時間運転し、やっと家に着く。

ふと近所の叔父の家を見ると、電気がついている。わたしはメールで「車、ありがとう。玄関に鍵置いとくね」と送り合鍵で玄関を開け鍵を返した。

いつもなら直ぐに既読がついたり、返信がくる。しかしそれを気にする余裕もないわたしは自宅で泥のように寝ていた。

異変に気づいたのは翌日だった。
いくら何でも返信がないことがおかしい。
叔父は頑固者なので、これまでも度々怒らせてしまった時に返事がないことはあった。でも心当たりがない。でももし琴線に触れているのなら、そっとしておいたほうがいい。

帰ってきて2日目、叔父の家の犬が鳴いているのが聞こえた。叔父のしつけは厳しく、きっちりしつけられた犬が鳴くことは滅多にない。

不審に思い、わたしは合鍵で家に入ることにした……。

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という実話を書こうと思ってます🤣
この後急展開。
今では笑えますが、当時は全く笑えませんでした。


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