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人生に必要な七味唐辛子

人生に必要な七味唐辛子
どんな苦労も逃げずにぶつかれば、無駄なことはない。
この七味が人生を豊かにしてくれるこの言葉は、著者:江上剛の書籍「人生に七味あり」に
書かれています。

七味とは?
うらみ、つらみ、ねたみ、そねみ、いやみ、ひがみ、やっかみ。
この七つの味が、人生に深みを与えるいい運勢(人生)にするも、しないもあなたの心掛け次第。
うらみ、つらみなどの七味が
やたらと振りかかってくる。
それがきき過ぎて辛くて食べ
れなくなるかもしれないし、
美味しくなるかもしれない。
人生、七味唐辛子だと
私も本当にそう思います。
七つの味の意味を調べますと
いやみとは?
他人に不快感を与える言動
つらみとは?
他人の仕打ちをつらいと思う感情うらみとは?
他人と比べて、不満に思う感情と憎く思う感情
そねみとは?
他人と比べて、優秀な点がとにかく気に入らないと思う感情
やっかみとは?
他人と比べて、優れた点を見て、たまらなく嫌いと思う感情
ねたみとは?
他人と比べて、優秀な点をうらやましく思う感情と憎く思う感情
ひがみとは?
自分に素直なれなくて、ひねくれて物事を受け取ってしまう感情
この「七味」の原因を作っているのは、劣等感と優越性に対してコンプレックスを持つことが原因です。
「コンプレックス」とは?
怒りや悲しみなどの強い感情、
体験、思考などが無意識的に
結びついている状態のことです。
コンプレックスは2種類に別れこの二つのコンプレックスを都合よく使い分けて他者に
振りかざします。
●劣等コンプレックスとは?
劣等感(自分が他者よりも劣っている感情)を言い訳にして人生の課題から逃げ出すことを指す。
現在の問題を人のせい(他者責任)にして、努力を放棄し、課題から逃げることです。
●優越コンプレックスとは?
他者より優位にいたい気持ちが強く人前で強がる人や、少しでもよく見せようと必死になる人不幸アピール、自慢アピールなども「人生七味唐辛子」は、自分が他者に対して、ふりかける場合もあります。
その逆に、他者が自分に対して、ふりかける場合もあります。
劣等と上手く向き合うことで、
この七味が人生を豊かにして
くれます。
七味唐辛子(マイナス)の問題から逃げると、その現状のままで、ものごとが進展しないままです。
七味唐辛子(マイナス)の問題を受け入れる(むきあう)ことから始める覚悟が必要となります。
それがどのような七味唐辛子であれ、関心と興味を持ち、「ようこそ」と受け入れます。
人は興味や関心を向けているかどうかで、向き合い方や気持ちが大きく変わります。
プラスとマイナスを具体的に思考して他の意味や見方をしたり、目的、存在理由に興味や関心を向けます。
●劣等感は決して悪くはない!
劣等感を抱くということは、
「成長したいと思っている証」です。
理想の自分に近づくために努力しているからこそ、劣等感が生まれてくるものです。
●コンプレックスを認める!
コンプレックスを完全に取り
去ることは不可能です。
一つのコンプレックスが克服されても、また、新たなコンプレックスが生じてくる場合もある。
しかし、コンプレックスを持ちながも、現実の対応ができるようにさえなれば、そのコンプレックスを元に、人のコンプレックスを感じ取れたり
理解したりすることができます。
つまり、コンプレックスは必ずしも悪いものではなく、それをしっかり見つめて、自分自身と対話することによって、矛盾した感情をコントロールし、コンプレックスとうまくつき合っていくことが大切です。

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