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忙しい医療現場でもできる!組織を変える「3分の会話」
こんにちは!iCPです。
普段から忙しくて、なかなかコミュニケーションが取れない、必要最低限の申し送り程度のやりとりなど、会話不足になっているクリニックや病院もあるでしょう。
今回の記事では、コミュニケーション不足による組織文化への影響と、それを改善する仕組みをご紹介します。
コミュニケーション不足がもたらす組織文化への影響
クリニックや病院では、日々の目の前の患者さんへの対応が第一だと思います。患者さん対応は真っ先にできているにも関わらず、忙しく、スタッフ同士のコミュニケーションは必要最低限の申し送りのみで、他は後回しになっていることはありませんか?後回しどころか、会話が普段からできていないこともあると思います。
その結果、お互いの考えや感じていることを知る機会が減り、次第に
「話さなくてもわかるだろう」
「何を考えているかわからない」
「聞きたいけど忙しそうで聞けない」 ・・・
という風土ができていくことも。
これが続くと、些細な行き違いや誤解が積み重なり、スタッフ間の信頼関係が損なわれてしまうことがあります。こういった状態は気がつかないうちにストレスを抱えていることが当たり前となり、表情や言動、態度に現れてくることもあります。
さらに、コミュニケーション不足は、スタッフのモチベーションやチームワークにも影響します。例えば、問題が起きても相談できない環境や、意見を言いにくい雰囲気があると、スタッフは次第に受け身になり、自分の本音を言えなくなることも。他責思考にもなりやすい。その結果、組織全体が、クリニックや病院の目指す理想の姿から遠ざかってしまうことも少なくありません。
こうした状況を放置してしまうと、スタッフの離職率が高まり、良くない組織文化が当たり前。忙しさの中で見過ごされがちな「会話の不足」。しかし、それこそが組織の根本的な問題につながることを、認識する必要があります。
活発な質の高い会話が飛び交う組織文化
たかが会話、と思われるかもしれませんが、会話が普段からできていると、、次のように組織にいい影響をもたらしてくれます。
仕事が楽しい
チームワークが向上する
小さなイノベーションが起こる
仕事が楽しい
会話が日毎から取れていると、スタッフ間の距離が縮まり、職場に居心地の良さを感じられるようになります。ただの業務連絡だけでなく、感謝やねぎらいの言葉が自然と交わされることで、仕事へのモチベーションが高まります。「月曜から仕事に行くのが楽しみ!」と思えるような環境が生まれます。
チームワークが向上する
質の高い活発なコミュニケーションは、スタッフがお互いを尊重し合う文化を作ります。それぞれの役割や得意分野が自然と把握されることで、効率的な連携が生まれます。医療現場では特に、この連携の良さが患者さんへのサービス向上にも直結します。「一人ひとりがチームの一員として貢献している」と感じられる環境が、強いチームワークを作るのです。
小さなイノベーションが起きる
普段の会話から自分が必要とされている喜びを感じられると、貢献意欲が湧きます。そういう状態でいると、ふとした気づきやアイデアが生まれることがあります。「こうしたらもっと効率が良くなるのでは?」「患者さんにとってはこうした方が喜ばれるかも」といった意見が、スタッフ間で活発に共有されることで、業務の改善や新しい取り組みが自然と始まります。
短時間でも実現可能な会話の工夫
「会話が大事なことはわかるけれど、忙しくてその時間を取るのが難しい…」
そんな声が聞こえてきます。そこでiCPが提案するのは、「1日たった3~5分の会話」です。この短時間の取り組みでも、以下のようなメリットが期待できます。
短時間なので業務負担になりにくい
集中して会話できる・会話の質の向上
コアバリューについて考えることを習慣化・組織文化にする
心理的安全性を高めながらコアバリューの実践を重ね、質の高い医療サービスへつながる
自分ごととして考えられる、自分の考えを伝える
結果、エンゲージメントが向上し、組織に好循環が生まれます。
新たな感情を体験してみませんか?
iCPには、実際にクリニックや病院で働いているメンバーがいます。そのため、現場の忙しさや大変さを深く理解しています。
今まで気づかなかった「たった3~5分の会話」による大きな変化を、ぜひ体験してください。iCPが、あなたの組織のコミュニケーション改革を全力でサポートします!