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妄想を語ること

週末にフリーエージェントアカデミー(以下FAA)の集まりがあった。
私はひとり商いを行うことを目指しており、その準備のために木下斉さんのVoicyと、こちらのFAAに参加している。

FAAでは毎月少人数制のゼミ、勉強会が何回もzoom開催され、自分の持ち時間でプレゼンを行う。20分以上の持ち時間の中、自分で決めたことを話す。そのあと仲間からgood&moreのフィードバックをもらう。この時間が私にとって非常に勉強になっている。

こちら私の師匠、団長(FAA代表)のnote

こちらはFAAメンバー 写信家うみやまさんのnote
素敵な写真を使わせていただいております。

今回は、リアル会での集まりだった。
リアル参加はされていなかったけれども、すごいレジェンドがいて、話を聞いて感動したのでその方については後日こちらで書き記そうと思う。


今回の集まりの中で「自分の妄想をプレゼンします」という方がいて、それが大きな学びになったので題名にさせていただいた。
その方はワンコとの暮らしについてのプレゼンをされたのだが、ご本人の中では具体的に決まっていないこともあったため、妄想を話すということになったようだ。内容的にはすぐにできそうなことから、絶対に実現しなさそうなことまであったが、特に絶対に実現しないだろうなということに興味が湧いた。

とにかくワンコとの暮らし目線であるということが徹底していた。そこに猫はおらず、もちろん他のペットは言葉の端にも出てこない。そしてワンコとの暮らしをより良くするために、人の考え方や法律まで変えようという内容もあった。そういった内容を真面目にプレゼンされていた。

聴きながら、そういえば私の今勤めている会社でも同じようなシーンがあるなあと思った。
私たちも月末になると自然発生的に妄想大会が始まる。
「入会したい、っていう人がクレジットカードを持って店の中に列を作っている」
「一度辞めたんだけど、やっぱり入り直したい!という電話がかかってくる」
「始めたい友達がいるから連れていくね」
自分達の欲にまみれた、完全に妄想の世界なのだが、これが毎回盛り上がる。勝手に寸劇が始まり「受付は私が担当します」「今日は予約がいっぱいなので受付は終了です」など2〜3分楽しんだところで「ハイ、オープンでーす」と現実に引き戻される。

この妄想の世界、とても必要なことだと思う。
特に大事なのは、妄想を話すこと。

仕事の世界においては「その数字を出す根拠は?」とか「目標を逆算して」とか現実的なことしか話さないが、その後ろに隠れている私たちの願望や欲望があるからこそ、それが活動するエネルギーになるのだと思う。
むしろ妄想がなければ良い仕事はきっとできない。

そして妄想を、堂々と語れる場があることが嬉しい。
どんな妄想でもお互い面白がって盛り上げ、たくさんの妄想を出していくところから理念になる。理念ができれば目標ができるし、日々の活動も理念に沿ったものになる。

私も今度、ひとり妄想をプレゼンさせてもらおうと思う。
手書きでノートに書いていったら楽しそうだな☆



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