人はできない理由を全力で考える
私は会社員であるが、この先ひとり商いを始めるという目標を持っており、その準備のために木下斉さんのVoicyを聴いている。
なぜ木下さんのVoicyを聴き続けているかというと、わかりやすいからである。カタカナ言葉がほとんど出てこないし、木下さんがやってきたことだけを言葉にされているからだ。18歳で会社を設立し、現場で叩き上げで鍛えられてきたのが、言葉の端々から想像できるところが好き。
チャプター7の内容は
「できなさそうなことを一旦受け止めてから、どうやってできるか考えろ」
という内容だった。
これは、経営者の皆さんが絶対に考えて実践していること。
経営者は、これを脳みそがちぎれるくらい考えて、失敗しながら進んでいる。
会社員思考の人は、ちょっとは考えるけど、脳みそがちぎれるまでは考えない。またはやらない言い訳なら死ぬほど考える。
昨日、幹部会議があった。
営業活動において、新しく変えていきたい内容が共有されたのだが、一人のマネージャーが即座に
「うちではできません。」と言ってきた。
なぜできないのかを聞くと、
「人がいないから時間が取れない」
「今のままでもそれほど支障はない」
「やることが増えると期限までに終わらない」
「ていうか面倒くさい」
最後の「面倒くさい」が本音だったと思うが、できない理由のオンパレードだった。
誰が言っていたのか忘れたが、人が100%本気で脳みそを使う時、それは
できない理由を考える時
だそうだ。
私も自分で決めたことをサボろうとするときは全力で言い訳を考える。
人の脳は常に「維持」させたいものなのだということを理解すると、そんな自分にムチ打って、自分に課すことが大事なのだと思う。
私自身は、自分に課していることは「毎日の自宅トレーニング」「出勤前のnote投稿」だ。
note投稿は9月から始めたのでまだまだだが、宅トレは5年目になる。
ほぼ毎日サボりたい衝動に駆られるが、結局は自分との戦いであり、その小さな戦いに勝っていくと「どうやったらできるか」という思考になるのだと思っている。
先のマネージャーの「できない発言」
結局リーダーができないと決めてしまったら、部下はどうなるのか。私には納得いかなすぎるので、今日マネージャーに話をしてみようと思う。
少ない人員、時間の中でできることは何なのかを考えよう。
周りに協力を仰ぐこともできるよ、と。
リーダーが一生懸命考える姿を見せることは、部下の成長につながる。
そんなリーダーを見ていれば、育てようと思わなくても勝手に成長してくれるし、私はそれが一番手っ取り早いと思っている。
少しでもいい方向に進んでいけるようにしたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?