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体の弱い友人が選んだFIREという生き方と、私の生き方の共通点

先日大学時代の同級生と会った。
学生時代は、一人暮らしをしていた私の家にしょっちゅう泊まりに来ていた仲だ。
お互い時間ができた最近、何かにつけて会うようになっている。

彼女はスピリチュアル系の人で、私もスピリチュアルなことは好きなので色々と話を聞くのが面白い。
特に「引き寄せ」の話が面白く、ものごとを決めるときには「イメージ」で決めるらしい。何か欲しいものがあった時などはすでに手に入った状態と、その時の感情までを詳細にイメージすると手に入るそうだ。

先日も「ルンバ」が欲しいなと思ってイメージし、「当たる!」と確信してから抽選会場に行ったら当たったと言っていた。バルミューダのオーブンレンジも当たったと言っていたなあ。

当たったときには「やった〜!」という感覚は全くなく、「はい、わかっていましたよ」という感覚らしい。
そのほかにも会いたい人なども引き寄せられるそうだ。

そんな彼女は昔から体が弱く、今まで何十回も入院している。大学を出てから一旦は就職したが、体が弱かったため続けることができなかった。そこで働き方を自分なりに勉強したところ不動産に行き着いたそうだ。20代前半から不動産についてたくさんの勉強をし、少しずつ投資していき、今ではFIRE状態だ。

20代半ばに会ったとき、彼女から不動産の勉強を勧められたことがあったが全く興味はなかったし、むしろ何を言っているのか怪しいとさえ思っていた。しかし彼女はコツコツと勉強を続け、今では十分なお金と時間を手に入れている。毎年海外旅行に何回も行くが、何しろ体が弱いので旅行の合間に病院にも行くし入院もするし、エキサイティングな人生だ。

一方、体力のある私は、ずっと動き続けてきた人生だ。
子供が産まれてもほとんど休まず、すぐに仕事に復帰した。熱も出ないし怪我もしない。そして人に会い続けてきた、その数5,000人以上。こうやって数字にするとなかなかすごい数である。私はクジ運はあまりないが、人と少し話せばその人がどんな性格か大体わかる。

彼女は、これまで人と会うことをどちらかというと避けてきたため、人に関しては「よくわからない」と言う。私はお金やモノの引き寄せはよくわからないが、人に関しての経験値は高いと思う。面白い。。。

学生時代の友人だからこそ、全く違うタイプの私たちでも話が合う。社会人になって出会っていたとしたら、友人にはなり得なかったと思う。

彼女が選んだ生き方と私の生き方には一見共通点は無いように見えるが、話をしていて思うのは、お互いを尊重し、興味を持って話を聞くことができていることだ。だから話を聞いていてとても面白い。

自分と他人との境界線がしっかり引かれていることで、自立した付き合いができている。

これは良き友人の条件そのものだと思っている。
学生時代の友人は大事だなあと思うし、こんな友人と付き合えて感謝。



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