若い人たちのために、組織を変えていきたい。|イコン誕生秘話 #1
イコンは2002年2月22日に設立し、現在の代表取締役である佐野が創業した会社です。
このイコンという会社の立ち上げに至った経緯や想いは、イコンが大切にしている会社としての価値観や行動原則のベースになっています。
創業者である佐野の歩んできた道から、イコンの源流をたどります。
“社長”に憧れたことはなかった。
起業した方のインタビューを見ていると、「昔から社長になりたかった」など志を持った方が多くてすごいと思うんですが、実は、私は社長になるなんて、これっぽっちも思ってなかったんですよ。私自身は学生時代から映画が好きでしたから、大学に進学して、映画を作りたいと思っていたくらいですからね。
当時は、バブル景気が弾ける前で、就職活動をほとんどしなくても就職ができる時代。このまま、大学で勉強を続けても良いし、それでも、好景気が続かないとは言われていたし、3年後には就職先はないかもしれないと思っていた。それで知人の紹介で広告代理店に就職したんです。
ずっと東京にいようと思っていたんですが、就職して1年目に、実家の食肉卸の会社から「手伝うために帰ってきてくれ」という話になったんですね。そこで、勤めていた広告代理店を辞めて、2年間肉屋の修行をして、実家のある京都に帰ってきました。
経理もやってほしいとのことだったので、まずは2年くらい会計事務所に勤務し、企業の成り立ちや法律、経営、人事、組織などについて経験を積みました。
若い人たちのために、組織を変えていきたい。
そういった経験を経て、改めて実家の会社で実感したのは、労働環境を含めて、お世辞でも良い会社とは言えなくて。子供の頃は全く見えていなかった、家業の実態が見えるようになったんですね。
びっくりしたのは、私が子供の頃に面倒を見てくれていたお兄さんくらいの社員の方々が、おじいさんになってもまだ実家の会社にいらっしゃったこと。長年勤めることは悪いことでは無いのですが、人財の新陳代謝が進んでいないと感じました。
当時、私は29歳。自分も若手です。
若手社員など新しい人が入ってこないこの環境を、何とか変えていこうと考え、動き出しました。
(・・・次回へ続く)
イコン株式会社とは?
京都市に本社を構え、近畿・東海エリアを中心にオリジナルブランドの飲食店・テイクアウト・デリバリー・物品の通信販売などを手掛ける、「”食事”で人の幸せ」を追求するフードサービス事業を展開しています。
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