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ブランドは一日にして成らず Part.8 ~私が社会づくりの主人公!~

記事をご覧いただきありがとうございます。
このnoteでは、アイコミのコンサルタントが日々のお客様との関係性の中で気づいたこと・学んだことを通して組織が変わるヒントを発信していきます。
(※読んでいただいて、よければスキ・コメント・フォローしてもらえると嬉しいです!)

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最近、私たちの日常生活の中でも環境への意識が根づいてきましたね。我が家も先日「ふぞろいでも美味しさや価値のある食材を取り扱う、らでぃっしゅぼーやの『ふぞろいRadish』」という広告が目に入り、ネット購入してみました。 
 
届いたのは廃棄の対象になる大きさがまちまちの野菜ですが、調理するため何ら問題はなく、新鮮でその野菜本来の甘味などがしっかりと味わえました。同封された環境への取り組みのカタログからは、農産物の規格を独自に定め、その畑の旬のものを都度扱うなど生産から消費の全ての過程でのフードロス削減や、関わるすべての機関の持続的成長を考えた取り組みがされていることがわかりました。
 
ふぞろい野菜をきっかけに、環境についてあらためて理解し、考えるきっかけになり、自分もすこしは貢献できたという嬉しい気持ちになりました。
 
 これは一例ですが、こんなふうに日常生活でのエネルギーや日用品の利用や選択の一つの軸に環境配慮という意識や価値観が当たり前になっていることを実感することが多いのではないでしょうか。

私たちのお客さまも環境保全につながる循環型社会構築(サーキュラーエコノミー)の実現に向けて挑戦しています。
 
素材の中間流通を担っているお客さまは、同社のお客さまの最終製品に対して、使えるものは二次流通し、また使えないものは素材メーカーである同社お客さまに戻して再資源化をする、製品・加工・素材の資源循環の仕組みを整え、川下・川上の双方から感謝をされています。
 
また、事業そのものがリユースの価値を追求するものであるお客さまは、世の中の環境意識の変化から同社への注目度が高まり、多くの企業から提携のオファーが来たり、そのノウハウを求められたりと多種多様なパートナー企業と共にさらなる循環型社会を目指し事業の可能性を拡げようとしています。 
 
カーボンニュートラルなどはサプライチェーン全体で取り組む課題であり、取引条件になるため困惑しているというお客さまの声も多く聞かれます。けれども、先にあげた企業のように、この大きな世の中の変化を前向きにうけとめ、自社のあらたな可能性を見出すチャンスと捉え、会社全体で真剣に、そして楽しみながら挑戦している企業もあります。
 
 それらの企業に共通していることは次のポイントがあります。
 1.自社のビジョン・ミッションにもとづいて、これまでの事業で培った自社ならではの強み・機能で勝負している。それをこれからの社会に役立つものへ再価値化している。 
2.自社単体では考えず、その社会テーマや拡大領域に関わる組織全体で創りあげるという視点で仲間をつくり共に取り組んでいる。 
3.社員一人ひとりの社会や環境への感度・感性を高めている。仕事や職場で社会に目を向け私たちができること・やっていきたいことを考え、語り合える場をもっている。
 
 先ほどの中間流通のお客さま、社内報の編集会議でメンバーの一人が次のように言いだしました。
「社会づくりの私たち一人ひとりが主人公。そう思えるようになることが大事だよね」
それをきっかけに、社内報やポータルサイトを通じて、日常の中の環境への取り組みや社会貢献につながる身近な小さな気づきを共有しあうようになりました。小集団活動やプロジェクトでもその視点での活動テーマが増えています。 
 
社会全体-自分の会社-自分の仕事や生活、これらがいつでも繋がっているということを自覚する社員が増えていけば、ウチならではの未来社会につながる新たなテーマがきっと見えてくるはずです。
まずは身近な気づきの共有からはじめていきませんか?

このnoteの投稿者:チーフコンサルタント/藤掛 里花
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