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まあるくなりたい

ここ最近は天気の神様の機嫌が良いらしく、あまり雪が降らない。
毎日のようにこれでもか!と降っていた雪も、一時休戦、といったところだろうか。
それでも、青森は毎日寒い。
ゆたんぽ、ヒートテック、マフラー、灯油ストーブ…快適に生活するために欠かせないものがたくさんある。
私はといえば、猫みたいにまあるくなって、自室のストーブの横でよく寝そべっている。
先日の東京旅行でもらってきたのだろう、珍しく風邪をひいてしまった。
コロナでもインフルエンザでもはなかったのは、不幸中の幸いだ。
こればっかりは、私の免疫力に感謝である。


まあるくなりたいのは、この私の性格というか気質についてもそうだ。
いわゆる完璧主義的性格を、少しでもまあるく、ゆるく生きていけるようにしたいと思っていた。
数年前の私が、焼く前の四角くてカチカチの餅だとすると、今の私はトースターで3分くらい熱を通した餅だと思う。
完全に柔らかくはなっていない、食べごろになる手前の餅。
だとしても、かなりまあるくなったと思う。
うまくいかないことに対して、「ま、しょうがないか」「こんな日もあるよね」と思えることが増えた。
ネガティブな気持ちに支配されにくくなった。
さらに言うと、融通が効くようになった。
そして、良くないことが起きても、プラスに捉えられることが増えた。
ここまでの変化は、盛岡で1人暮らしをしていた頃お世話になった、臨床心理士のとある女性との出会いがきっかけだった。
この話は話すと長くなるので、また今度。
とはいえ、計画していたことが何らかの要因でその通りにいかないと判明した時、ものすごく取り乱してしまうことが、今でもある。
イライラを抑えられなくなり、不満を声に出してしまうことも。
そんな自分に、嫌気がさすことも。
しかしながら、そういったことを全て無くして、何事にも動じない、受けながすことができる人間になろうということ自体が、完璧主義的思考なのではないかとふと思った。
要するに、まあるくなりきれなくても、それでいいのだ。


いきなりだが、ここ最近のご飯を紹介したい。
食事への考え方が少し変わり、仕事終わりでも少し手のかかる料理をするようになったので、食事の満足度がグッと上がったのだ。

上からチキン南蛮、餃子、お刺身、豆腐ハンバーグ。
タルタルソースを作るときは、マヨネーズを惜しまない方が良い。
と言いつつ脂質を気にするべく、鶏むね肉を使用。
少しの工夫でパサつかず、柔らかくジューシーに仕上がる。
餃子は、私にしては珍しく出来合いのもの。
人間ちゃんという、好きなYouTuberの女の子が食べているのを見て、つい買ってしまった。
12個入りで、もう半分はまた今度。
そしてカツオのたたき。
私はサーモンが1番好きなのだけれど、2番目はカツオだろう。
すりおろした生姜と刻んだネギは必須だ。
アボガドと一緒に調味料に漬け込み、生卵を落としてポキ丼にするのも、とても美味しい。
豆腐ハンバーグのつなぎは、おからパウダーだ。
大豆同士なので相性が良いし、しっかりと水分を吸ってくれる。
大葉と、たっぷりのおろしを乗せて、和風ソースをかければ完成。
ひき肉も鶏むね肉で、なんてヘルシー。
チキン南蛮と豆腐ハンバーグは手作りだけれど、餃子は冷凍で、お刺身は買ってきただけだ。
けれどそんな時も、副菜を1品作るだけで食事が豪華になる。
ちょっとの手間で満足度が上がるなら、やらない手はない。
最近はオムライスにも挑戦したのだけれど、5年近く使っているフライパンでは、卵がいうことを聞いてくれなかった。
母と相談し、新しいフライパンをお迎えすることにした。
これでまた料理の楽しさが増すと思うと、楽しみでならない。
毎食、出来るだけ心に沿った、食べたいものを食べる。
これは「食べることが大好き」な私にとって、とても大切な教訓だ。
お金と、時間と、心の余裕と相談して、その時用意できる最善のものを用意する。
とはいえ何事も6〜8割できたら、よしとしたい。
まあるくまあるく、のんびりいこう。

【追記】
本日、あんバター飴なる罪深きものを作ってしまったことを、ここに報告する。
あんこは手作りで、ラカントを使用したのでかなり糖質オフ。神様、どうか許して。

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