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24歳、何を食う#10「ゲン担ぎにチキン南蛮」

涼しくなり、毎日ぐっすりと眠ることができている。
やはり自分のベッドは最高だな…と改めて思う。
リゾートバイト先の寝床も悪くなかったし、その後観光で泊まったビジネスホテルだってあの有名なシモンズのマットレスだった。
しかし、自分のベッドに勝るものはないと私は思っている。
朝起きた時の爽快感、今日も1日が始まるのだというワクワクを感じられることが、最近とても嬉しい。

※「24歳、何を食う」とは、この歳にして「脂質異常症」と診断された私の約1ヶ月の食事と、日々の記録である。詳しくは#1へ。


それでは、本日の食事記録に移ろう。
朝は、お決まりのこちら。
母特製の具沢山味噌汁と、私特製の米なし納豆丼。
今朝は気持ちのいい晴れ模様で、窓から眩しいくらいに朝日が差し込んでいた。

昼のメインは、チキン南蛮にした。
よく、大切な試合や行事の前の日は「カツ丼」や「トンカツ」という話を聞くが、私はそれはどうかと思うのだ。
そんな糖質も脂質もたっぷりの料理は、むしろ乗り越えた後のご褒美の方がいいのではないか、と。
大切な予定を前に、胸焼けや胃もたれをおこしてはいけない。
というわけで、私は「チキン南蛮」を提案する。
いやいや、揚げ物やん!
糖質も脂質もたっぷりやん!
そう思われるだろうが、違うのだ。
私が作ったのは、「超ヘルシーチキン南蛮」なのである。
揚げないし、衣も半量はおからパウダーで、甘酢ダレもラカントを使用して、極限まで糖質オフにアレンジして作った。
タルタルソースのマヨネーズの量も控えめにし、玉ねぎのみじん切りはたっぷりと入れた。
そしてもちろん、使うのは鶏もも肉ではなく鶏胸肉だ。
私の研究とテクニックによって、ジューシーで柔らかなチキンと、糖質脂質オフの甘酢ダレとタルタルソースの、「超ヘルシーチキン南蛮」が完成した。
サニーレタスときゅうりときのこで、山盛りのサラダも作った。
雑穀米はいつも通り150g。
あまりの美味しさに眉間にシワを寄せながら、時に幸せのため息を吐きながら、至福のランチタイムを過ごした私であった。

夜は、ブロッコリーとツナとナッツのサラダと、豆乳ココアを用意した。
ブロッコリーとツナだけだとなんとなく面白みがない気がして、刻んだナッツを混ぜてみたら、これまた香ばしくて美味しかった。
ポリポリした食感もいいし、ハマりそうな予感がする。
豆乳ココアは、小さな鍋で無糖のココアパウダーとラカントを少しのお湯で練ったあと、そのまま豆乳を加えて温めるだけ。
やさしい香りと甘さに、心がホッとする。


大きめのお弁当箱を改めて購入しようか迷っている。
これまで、ダイエットを意識するあまり「小人用かよ」とツッコみたくなるような小さなお弁当箱を使っていた。
しかし今はダイエットではなく、健康的な食生活の継続(脂質異常症の改善)という目的がある。
メインのおかず1品と、サブのおかず2〜3品、そして米をきちんとお弁当に入れたい。
米は控えめに、おかずをたっぷりと食べたいので、それなりに大きめのお弁当箱が欲しいのである。
今使っているものもデザインは気に入ってはいるし、まだまだ使えるので、このまま使い続けようか迷う。
付属のおにぎりケースもあるから、おかずと米と分ければ問題無く使えそうでもある。
お弁当のレパートリーを考えるのが面倒くさいという人も多いが、私は逆で、いくらでも考えられてしまう。
「今日のお弁当は◯◯だ。楽しみだな〜!」と思いながら過ごしたいし、何より作ること、食べることが大好きなのである。
作りたいお弁当リストなんかを、ノートに書き出してみようかな、なんて思った。

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