アイ・シー・ネット株式会社

『日本の経験を世界へ、世界の経験を日本へ』 社会課題を解決するためのプロジェクトを15…

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『日本の経験を世界へ、世界の経験を日本へ』 社会課題を解決するためのプロジェクトを150か国以上で実施しています。 世界中を飛び回り、最前線で活躍する社員の想いや現地情報、プロジェクト紹介などを投稿します。 コーポレートサイト:https://www.icnet.co.jp/

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最近の記事

さまざまな分野に携わり専門性の幅を広げる現場ビト

アイ・シー・ネットでは、専門的な知識を持った人や、特定の国に精通している人、多様な経験やスキルをもった人など、世界中のさまざまな現場で活動している人たちを「現場ビト」とよんでいます。それぞれの現場で、どう強みを活かし、どんな想いで、世界の課題解決に取り組んでいるのか、コーポレートサイトにて紹介しています。9月には新たに4名の現場ビトが追加されました。今回は、新たに追加された当社コンサルタントの土師宮について、紹介します。 国際協力に関心をもったきっかけ私自身、途上国の出身で

    • 途上国ビジネスの実現可能性を探るスリランカフィールドワーク

      アイ・シー・ネットは、慶應義塾大学大学院経営管理研究科(Keio Business School=以下KBS)がエグゼクティブMBAプログラムの一環で実施している「海外フィールド」という科目において、渡航準備から現地フィールドワークまでのアレンジやサポートをしています。2015年以来、これまでにケニアやエチオピア、インド、メキシコなど様々な国で実施してきました。今回は、2024年7月に実施したスリランカでの様子を、担当の山田より紹介したいと思います。 フィールドワーク概要今

      • 9/28・29グローバルフェスタJAPAN2024にアイ・シー・ネットがブース初出展!

        9/28(土)・29(日)に開催されるグローバルフェスタJAPAN2024に、アイ・シー・ネットが初出展します。当日ブースでは、企業が取り組む国際協力の「仕事」の紹介や対面のキャリア相談、来場者限定のお仕事ハウツーBOOKを無料で配布する他、オンライン配信では、中学生、高校生、大学生の皆さんに知って欲しい、国際協力を仕事にすることの面白さや仕事の内容についてお話します。 初の単独ブース出展への想い 開発途上国の社会課題解決には、ボランティアやNPOでの活動、寄付などさまざま

        • AIによるVUCA時代を開発コンサルタントとしてどう生き抜くか

          2022年以降、多くの企業によってサービス公開されている生成AIですが、我々開発コンサルタントにとっても無関係な話ではありません。当社でも生成AIのトレンドを追いつつ、どのように活用すべきか、これまで複数回にわたって社内勉強会を実施してきました。直近の勉強会では、開発コンサルタントとして、このAIによるVUCA時代にどう生き抜いていくのかというテーマのもと、最新情報に加えて、活用事例や困りごと、AIと共存するためのコツ等が共有されました。今回はその一部を紹介したいと思います。

        さまざまな分野に携わり専門性の幅を広げる現場ビト

        マガジン

        • 採用
          11本
        • IC Netってこんな会社
          15本
        • 途上国のビジネスチャンス
          5本

        記事

          マーケティング経験を活かした国際協力との関わり方 

          当社の公式インスタグラムで展開している社員紹介「IC Netに集う人たち」では紹介しきれなかった内容をnoteでお届けします。今回は、これまでのマーケティング経験を活かして当社で水産プロジェクトに携わる、開発コンサルタントの芦田が、国際協力に関心を持ったきっかけやキャリアについてお伝えします。  国際協力への関心 大学、大学院と経営学を専攻していたのですが、国際協力に関心を持つきっかけとなったのは、大学院時代に研究したソーシャルビジネス、そしてバックパッカーで旅したバングラ

          マーケティング経験を活かした国際協力との関わり方 

          8/6協力隊転職フェアに登壇!当社スタッフの協力隊後のキャリアを先取り紹介

          2024年8月6日(火)の20時より、協力隊ナビが運営する「協力隊転職フェア」に、アイ・シー・ネットが初登壇します。当日は、ブランドコミュニケーション室室長の井上より、協力隊経験を経て現在に至るまでの道筋や開発コンサルタント業務の面白さ、ともに働きたい人物像、そして当社で活躍する協力隊経験者などについてお話しします。 今回はイベントに先立って、当社の協力隊経験をもつスタッフのキャリアについて簡単に紹介したいと思います。 当社の協力隊経験をもつスタッフのキャリア当社は、民間

          8/6協力隊転職フェアに登壇!当社スタッフの協力隊後のキャリアを先取り紹介

          技術協力として世界に広がる一村一品プロジェクト

          以前の記事で、JICAの業務実施単独型についてご紹介しましたが、JICAのスキームには、技術協力というものがあります。今回は、この技術協力について、どのような仕事なのかを当社コンサルタントの松井より紹介します。 技術協力とは日本政府の技術協力とは、途上国自らの課題解決能力向上のため、日本がもつ技術や知識を活用して、その国の人材育成や仕組みづくりなどをする取り組みです。開発コンサルティング企業や、その他の公的・民間・学術機関などに所属する専門家がJICAと契約し、複数の専門家

          技術協力として世界に広がる一村一品プロジェクト

          今、世界で求められる現場力とは

          いま、世界は想像もつかないスピードで変遷し、ODAなどの伝統的な国際協力だけでなく、様々な取り組みやリソースを活用した課題解決が必要です。当社も環境の変化に伴った事業展開をしている中で、グローバルビジネスの担い手となる方を増やしたいと考えています。そこで社会人を対象としたオンラインセミナーを開催し、当社代表の百田が、グローバルサウスを取り巻く環境の変化や、世界で働くうえで必要な現場力などについてお話させていただきました。今回はそのセミナー(2024年6月26日実施)の内容につ

          今、世界で求められる現場力とは

          JICAのお仕事。業務実施単独型とは

          当社の事業のひとつに、JICAから受託して調査をしたり、プロジェクトの実務を担ったりする開発コンサルティング業務があります。具体的な仕事内容がイメージしづらい業務だと思いますので、今回はそうした業務のうちの一つ、業務実施単独型と言われるお仕事を当社コンサルタントの溝上に紹介してもらいます。 まず、JICAのソフト系(*)コンサルティング業務には、業界内で大型と呼ばれるものと単独型と呼ばれるものの2つがあります。大型の場合、複数の専門家が集まってチームで仕事をします。一方で単

          JICAのお仕事。業務実施単独型とは

          開発コンサルタントとして大切にしているマインド

          当社の公式インスタグラムで展開している社員紹介「IC Netに集う人たち」では紹介しきれなかった内容をnoteでお届けします。今回は、開発コンサルタントとして多岐に渡るプロジェクトに携わる荒木が、国際協力業界に入った経緯や日々の業務で意識しているマインド、そしてコンサルタントとして大切にしている3つの格言についてお伝えします。 海外に関わる仕事がしたい開発コンサルタントと聞くと、昔から国際協力に関心を持っていた方を思い浮かべるかもしれませんが、私の場合は途上国支援や国際協力

          開発コンサルタントとして大切にしているマインド

          6月26日のキャリアセミナーに当社代表が登壇。申し込み時にいただいた事前質問にも代表が直接お答えします。

          6月26日(水)の19時より、グローバルビジネスに関心のある社会人や大学院生の方を対象にキャリアセミナー「今、世界で求められる現場力とは。-業界トップランナーの代表が語る未来-」を開催します。 当社代表の百田から、グローバルビジネスを取り巻く環境がどのように変化し、今世界で何が求められているのか、グローバルビジネスをする上で必要な現場力とは何か、それら現場力を身に付けるためにどういったキャリアパスがあるのかなどをお伝えします。今後のキャリアの参考にしていただけたらと思います

          6月26日のキャリアセミナーに当社代表が登壇。申し込み時にいただいた事前質問にも代表が直接お答えします。

          異業種の経験を活かした自分らしいキャリア

          前回に続き、2024年5月15日に実施したキャリアセミナーでお話した内容についてご紹介します。今回、異業種の経験を活かした自分らしいキャリアというテーマでお話させていただいたのは、当社のビジネスコンサルティング事業部の佐藤綾香です。実際に現場で働いているスタッフがどういったキャリアで入社し、どんな日々を過ごしているかについてお伝えさせていただきます。 異業種からの転職とキャリアパス 当社では多岐に渡る業種からのキャリア採用が多く、スタッフの経歴は多種多様です。私の場合、大

          異業種の経験を活かした自分らしいキャリア

          途上国の社会課題をビジネスで解決する仕事とは

          途上国支援や社会課題の解決と聞くとボランティアのイメージがあると思いますが、当社はそれを仕事にしています。学生や転職希望の方とキャリア相談していると、実際にどういう仕事なのか、どうすればそういう仕事ができるのかを知りたいという声をよく聞きますので、オンラインセミナーを開催し、その具体的な仕事内容や、当社の取り組みについてお話させていただきました。 おかげさまで当日は101名の方に参加いただき、70以上質問がでるなど、このテーマに対する関心の高さを感じています。今回は、202

          途上国の社会課題をビジネスで解決する仕事とは

          コンサルタントとして成長し続けるための社内勉強会

          当社が創業した30年前と比較すると、開発途上国と言われていた国も大きく発展し、抱える社会課題も多様化・複雑化しています。それに伴ってプロジェクトの難易度も上がっているため、コンサルタントにはプロジェクトマネジメントや専門性のスキルを向上し続けることが求められています。当社は、年間280のプロジェクトを複数の国で実施しているため、それぞれのプロジェクトでコンサルタントが試行錯誤しながら得たノウハウが数多く蓄積されています。そこで、それらノウハウを共有し、次世代の育成やスキルアッ

          コンサルタントとして成長し続けるための社内勉強会

          開発コンサルタントになるまで

          当社の公式インスタグラムで展開している社員紹介「IC Netに集う人たち」では紹介しきれなかった内容をnoteでお届けします。 今回は、開発コンサルタントとして、水産関係のプロジェクトに携わる西山が、どんな経緯で国際協力の業界を目指すことになったのか、その経緯や軌跡、現場で大切にしているマインド等についてお伝えします。 きっかけは一冊の本から 水産関係の開発コンサルタントとして長年、様々な国のプロジェクトに携わってきた私ですが、実のところ大学卒業まで国際協力という業界すら

          開発コンサルタントになるまで

          社会課題解決に根差した企業の海外展開支援とは

          最近、途上国市場が拡大しており、これにより日本企業のビジネス機会が増えています。このような途上国でのビジネスチャンスを捉え、かつODA事業だけでは解決できない現地の社会課題を民間のアプローチによって解決しようとして立ち上げたのが、ビジネスコンサルティング事業部です。現在ODA事業に次ぐ第二の柱に成長しつつある「民間企業海外展開支援」を実施しています。2期連続で売上が前年比45%増となるなど、ODA事業を超える成長率を誇り、今後もさらなる発展が見込まれている本事業について、少し

          社会課題解決に根差した企業の海外展開支援とは