見出し画像

EXPO'70 開会式

開催当時(1970)は生まれていなかったので現実に行ったことはないのですが、タイムマシンがあれば一番に訪れたい夢の場所…それが私にとってのEXPO'70。

今回はEXPO'70開会式の模様について、手持ちの資料を元にまとめたいと思います。

EXPO'70とは「人類の進歩と調和」をテーマに、昭和45年(1970)、大阪・千里丘陵で開催された日本万国博覧会のこと。
大阪万博ともいいます。

会期は3月15日〜9月13日の半年間。

日本万国博覧会公式ガイドより


EXPO'70といえば、何といっても、シンボルマークの太陽の塔。

岡本太郎作
裏側にも顔が。54年後の現在も象徴として跡地に在り続けてくれているのがうれしいですね。


開会式はオープン前日にあたる3月14日の朝、会場内のお祭り広場にて華やかに行われました。

開催を祝して空に放たれた6000個の風船
開会を宣言される昭和天皇
参加国旗の掲揚
地元の小学校の吹奏楽団による演奏
参加国ホステスと世界の子どもたち


お祭り広場は、まさに国を挙げたお祭り騒ぎで大いに盛り上がったようです。

翌15日の開会初日には、27万人が来場。
3日前から泊まり込みで並んでいたマニアもいたとか。

オープニングのテープカット

駅と会場を結ぶカラフルなロープウェイや、

近鉄レインボーロープウェイ
ミッドセンチュリー!!


場内を15分で一周(無料)する、日本最初の自動運転のモノレール、

電気自動車のタクシーも。

運転手は女性

ロープウェイもモノレールも電気自動車も、54年経った現代では珍しいものではなくなりましたが、この時はまだ終戦から25年。

特に戦争を経験した世代の日本人の目に、この光景はどれほど先進的かつ近未来的に映ったことでしょう。

資料
アサヒグラフ増刊
毎日グラフ増刊
万国博覧会公式ガイド
万国博記録ガイド

次は各パビリオンか協賛企業の広告あたりをご紹介できたらと思います。
(いつになるかはわかりませんが)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?