「大本営発表」と化した日本のマスコミを信じるのかどうかが問われている!!
お盆期間前後の朝日新聞の第1面の見出しは、以下の通りである。
8月13日 東京 感染「制御不能」 医療「深刻な機能不全」 全国1, 8万人 大阪も最多
8月14日 重症1478人 過去最多 首都圏や沖縄 病床ほぼ枯渇
8月18日 緊急事態 計13都府県に まん延防止16道県 来月12日まで (3面には)「外出半減」乏しい具体策 (さらに27面には) 宣言唐突 振り回される地方
なぜ急に「感染爆発」が起きたのかということに対する分析は全くなく、ひたすら「人々の不安を煽る」ような記事ばかりだ。大朝日がこうなのだから、他のメディアも推して知るべしというところだろう。
わたしが考えるに、お盆休みで帰省したり、旅行に出かけようとした人たちが「陰性証明」が欲しくてPCR検査を受ける人が増加した結果、こういう数字になったに過ぎない。PCR検査の「増幅率」がありえないほど高いのであるから受けた相当の人が「陽性」(そのほとんどが擬陽性)となり、「自宅待機」という「自主的帰宅隔離」に追い込まれている。その少数の人が亡くなったという報道をして、再度不安をあおっている。その人の死因が何かは、最期を看取った医師の判断で決められるのだから、本当は他の疾患であっても医師が「コロナです」と言えば「コロナ」になってしまう。
わたしのようにマスコミ以外の情報源を持っていないかぎり、ほとんどの人は外を歩くにもマスクをして、飲み屋に行くのも我慢し、ひたすらワクチン接種に向かうのではないだろうか。ワクチンのことは次回に書くとして、マスクについての田中宇さんの5月18日の配信を紹介したい。
21年5月18日 マスク要らない 田中宇
4月初め、米国ワシントン大学の気候学者クリフ・マス(Clifford Mass)が、屋外ではマスクをしなくてもコロナ感染するおそれが(ほとんど)ないと結論づけられる調査結果を自分のブログに発表した。マスは温暖化人為説を研究する学者らしく大気中の2酸化炭素の濃度を測定する装置を持っていて、それで週末の公園など人が多い屋外でCO2濃度を測ってみた。そこの空気中に人の吐息が混じっているとCO2濃度が高めになる。吐息が混じっていると、そこの空気中に感染者が発したコロナウイルスが存在し、他人に感染する可能性がある。逆に吐息が全く混じっていなければ、そこの空気からコロナ感染のおそれがない。人が全くいない屋外でのCO2濃度は415ppmで、これが大気の基準値だ。人がいるが換気されている飲食店内の濃度は520ppm、混雑するスーパーマーケットでの濃度は830ppmだった。
基準値を把握した上でマスは、晴れた土曜日に、シアトル市内の混雑する自然公園を歩きながらCO2濃度を測定していった。すると、どこでも濃度は400ppmしかなかった。バーベキューを楽しむ大勢の人々の間にも分け入って奇異の眼差しを向けられつつ測定したが400ppmだった。バーベキューの炭火の近くだけ、火がCO2を排出しているらしく420ppmだったが、それだけだった。屋外を歩いている限り、他の人々の吐息が含まれた大気に包まれることはないとわかった。他人の吐息に全く触れないのだから、感染するおそれもない。屋外でマスクをする必要がなさそうだとマスは結論づけている。マスは、似たような調査を探したらけっこうあったとも書いている。 (Is Outside Air COVID-Safe? Are Masks Needed Outdoors?)
要するに、屋外ではマスクをしなくてよい。私はマスのブログ記事を自分の記事で紹介しようと4月初めから思っていたのだが、日本でもコロナ独裁体制が続く中、気後れしているうちに「ベルリンの壁崩壊」の今になってしまった。いまさらではあるが、今回はまずマスの調査を紹介することにした。マスは「マスクをせずに公園を歩いていると、知らない人から『共和党員!(このクソ共和党野郎!)』と怒鳴られるが・・・」と書いている。シアトルは民主党の牙城だ。コロナ独裁は世界的な体制なのだ。 (Cliff Mass - Wikipedia)
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