シリーズ「おまえ(ニッポン)はすでに死んでいる」 5 「知事会提言 都市封鎖の検討求める」を読んで、「ああ、こいつら完全に終わっている」と思った。
今朝の朝刊を読んであぜんとしてしまった。
「夏休み移動中止を」 朝日新聞 2021年8月2日
知事会提言 都市封鎖検討求める
新型コロナウイルス対応の緊急事態宣言の対象地域が2日から広がるのを前に、全国知事会は1日、オンライン会議を開いた。都道府県境をまたぐ夏休みの旅行や移動について、「原則中止・延期」を国民に呼びかけるよう、政府に求める緊急提言をまとめた。
会議には44知事が出席した。提言では、「全国の多くの地域で『感染爆発』と言って過言でない状況」と指摘。(中略)お盆の帰省を含めた夏休みの異動を減らす必要があることに触れ、移動がやむをえない場合でも時期を分散し、事前にPCR検査を受けるなどの対応を訴えた。
また、政府には「国民に危機感を伝え行動変容を促す強いメッセージを発出すること」を求めた。
各知事からは、急激な感染拡大に危機感を訴える声が相次いだ。
飯泉嘉門会長(徳島県知事)は「緊急宣言下でも人流が減らない。政府のメッセージが国民に伝わっていない」。長野県の阿部守一知事は「国の強いメッセージを引き出す必要がある。ロックダウン(都市封鎖)的な移動制限も含め、法制度(の改正)を本気で検討してほしい」と述べた。国への提言では、新型コロナ対応の特別措置法検討することを求めた。
福井、宮崎、茨城の3県の知事は、「移動の多い休み期間に都道府県単位の感染抑制は難しい」などとして、緊急事態宣言の国への拡大を要望した。
(阿久沢悦子)
この連中は、同調圧力によって人々を従わせることしか考えていないのかと思った。いまさら「何が『都市封鎖だ!!』」と思ってしまった。
国際政治解説者の田中宇(さかえ)氏の以下のような情報を「PCR検査をやめ、より巧妙な誇張へ?」(21年7月29日)全く知らないか、無視している「国家の狗」どもが知事をやっているんだということを確信した。
PCR検査が、新型コロナだけでなくインフルエンザ(やその他)のウイルスなどに対しても陽性反応を出してしまうのでないかという疑いは以前からあった。私も記事にしている。コロナ発生後の昨冬、世界的にインフルエンザの患者数が前年より99%少ない状態で、PCRによってインフルがコロナと誤診されていた可能性が高い。PCRは判定時の増幅数を上げすぎると過敏な状態になり、コロナのウイルスが存在していないのに存在しているという結論を出してしまう「偽陽性」が過半になる。米国の研究では、増幅数が25サイクルだと陽性の70%が偽陽性、35サイクルだと90%が偽陽性だった。日米などで採用されていた40サイクルだとさらに偽陽性が多く、陽性者の中に真のコロナウイルス保有者がほとんどいないことになる。偽陽性の中にインフルのウイルスを新型コロナと誤判断してしまうケースが入っている疑いがある。 (コロナ危機を長引かせる方法)
CDCなど各国の政府やマスコミ・権威筋は、PCRによる判定が偽陽性満載であることや、インフルがコロナと誤診されていると疑う考え方などを無根拠な陰謀論と一蹴・攻撃し、全く真面目に考えようとしてこなかった(PCRの専門家は当初から警告していたのに無視されてきた)。新型コロナの脅威が誇張されているという考え方自体がマスコミ権威筋にとってタブーだ。CDCは今回、コロナ判定にPCRを使うことの超愚策性・インチキさについて真面目に考える姿勢をとらないまま、代わりに上で紹介した曖昧な示唆をしつつ、PCRへの奨励をやめていく。CDCがPCRをコロナ判定用に使い物にならないと半ば認めたことは確かだ。日本など他の諸国も、何も説明せずにPCR利用を縮小していきそうだ。 (Why Is The CDC Quietly Abandoning The PCR Test For COVID?)
上で「PCR検査は偽陽性99%」みたいなことを書いたが、偽陽性が99%としても、残りの1%は真の陽性、本当のコロナ感染者である。だがそもそも、最初の武漢での発祥から1年半が過ぎた今、新型コロナのウイルスが、ある程度の発症力のあるものとして世界にまだ存在していると考えること自体の妥当性を考えてみる必要がある。コロナウイルスは一般的に、ヒトからヒトに感染していくうちに、感染力は強いが病気としての重篤性が弱いものにどんどん変異していき、発祥から1年も経つころには、みんな感染(というより咽頭付着)したが誰も発症しない弱いものになる。発症しなければ病気でないので、そのコロナウイルスは事実上消滅してしまう。2003年に中国から世界に広がったSARSのコロナウイルスは、発祥から数か月後に忽然と消滅した。 (The Great Big Delta Scare)
それなのに今回の新型コロナは、発祥から1年半たった今も「デルタ種」なる変異株が世界中で「猛威」をふるっていると喧伝されている。変異すると感染力は強まるが、重篤性は下がる。新型コロナが、従来のコロナウイルスと違って1年半後もある程度の病原性・発症力を本当に保っているのなら、なぜそうなるのか権威ある専門家が研究して納得できる仮説が出てくるはずだが、それもない。ないということは詐欺が疑われる。デルタ種の「猛威」は、本当のことなのか。それともPCR検査の偽陽性や、都市閉鎖やワクチンの「効果」と同様、マスコミ権威筋が猛烈に誇張して軽信させた人々の頭の中にある「妄想」なのか(「妄想こそ事実。事実こそ妄想」も1984的だ)。 (Do Not Buy the Covid Delta Variant Propaganda)
私は「新型コロナはすでに病気として消滅している」と推測している。昨年夏ぐらいまでは新型コロナで本当に発症した人がいただろうが、その後は他の病気で発症した人がコロナと誤診されるだけになり、人々の症状が針小棒大に喧伝され、軽信的な人々に恐怖心を植え付け続けた。長期の味覚喪失とかだるさとか、新型コロナ特有の症状といわれているものも、実は特有でなかったりする。 (NYT says covid virus has been eradicated, now it's “unvaccinated" people who are making others sick with their mere existence)
新型コロナを世界に広げた国際勢力(WHOなどを傘下に持つ覇権運営体。欧米だけでなく、中国もこの運営体の一部)は、最初からコロナ危機を何年も続けるつもりだったので、病気として消滅しているのに猛威をふるっていると世界の人々に軽信させられたのは「大成功」である。英国で入院したコロナ感染者の大半が、コロナと診断されて入院したのでなく、他の病気で入院した後、コロナ検査したら(偽)陽性になった人だった。コロナ患者の大半は実のところ他の病気の患者である。陽性者のほぼ全員が偽陽性だ。 (Over half of Covid hospitalisations tested positive after admission) (Pseudopandemic)
偽陽性満載のPCR検査がこれからコロナ判定に使われなくなると、事態が改善するのか?。たぶん違う。PCR検査は、もともと感染症の判定用に使うべきでないと専門家に警告されており、増幅度を過剰に引き上げることで意図的に偽陽性だらけにしていることが、早い段階からバレていた。これでは完全犯罪に程遠い。稚拙すぎる。もっと巧妙でブラックボックスが多い検査体制に転換し、コロナ危機の意図的な長期化を完全犯罪にしていかねばならない、と国際勢力が考えても不思議でない。モロジック社の検査製品が使われるのかどうかわからないが、次の主流の検査体制は、PCRよりも突っ込みどころの少ない、不透明なものになるのでないか。 (Three in 10 Americans Think Pandemic Is Over in U.S.) (都市閉鎖の愚策にはめられた人類)
コロナワクチンの話はあらためて書きたいが、米国でも日本でも、ワクチン接種が進むほど、感染者が多く出る展開になっている。ワクチンが本当に効くのであれば、今の日本のように接種者が増えていくと集団免疫の状態になり、感染者が減っていくはずだ。しかし現実は逆で、接種者が増えている首都圏の3県に非常事態宣言が出される。ワクチンは効いていない(偽陽性者=感染者にされるので前提が不合理だが)。米国の調査では、接種者のうち一定割合の人々が接種によってむしろ新型コロナに感染しやすく、他人に感染させやすくなったことがわかってきた。早々と国民に接種を強要したイスラエルでは、ワクチンの効果が半年で急低下するので4-5か月ごとの接種が必要なこともわかっている。新型コロナという病気がもう存在していないのなら、これらの話も言葉通りに受け取れない。考えを整理し、あらためて書く。世界的に、コロナよりワクチンでの死者の方がはるかに多い。