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シリーズ「おまえ(ニッポン)はすでに死んでいる」 8 なぜ、日本医師会長の中川俊男は自民党参議院議員 自見英子(はなこ)の政治資金パーティに出席したのか?

 自見英子参議院議員は、2019年9月には厚労政務官に就任するなど医療に深く関わって来た人物だ。日本医師会の中川俊男会長もPCR検査の実態をよく知る立場にある。彼らは現在の「コロナ騒動」が政治的に作られたものであるということをよく知っていたからこそ、この時期に政治資金パーティを100人も集めて開くことが出来たのだ。飲食店には「三密」を避けろとあれほど強く言っておきながら・・・。

日本医師会会長ら資金パーティに出席 朝日新聞 21年5月13日 

 先月、重点措置中の都内で開催
 日本医師会の中川俊男会長は12日、東京都内で先月開かれた自民党の自見英子(はなこ)参院議員を支援する100人規模の政治資金パーティに、自身を含めて日医の役員14人が出席していたことを明らかにした。開催した4月20日は新型コロナウィルスの感染が拡大し、東都には、緊急事態宣言の前段階にあたる「まん延防止等重点措置」が適用されていた。中川氏は定例会見で「多くの皆様が我慢を続けてくださっているなかで、慎重に判断すればよかった」と釈明した。
 中川氏などによると、パーティーは会費は1人2万円で、医療政策の講演を聴く勉強会の形式をとり、食事は提供されなかった。会場には約100人が参加した。参加者同士の会話は「極めて少ない静かな会だった」としている。                                     (滝沢卓)

文春オンライン

 東京都で新型コロナウイルスの新規感染者が700人を超えていた4月20日、日本医師会の中川俊男会長(69)が自ら発起人となり、政治家の政治資金パーティーに参加していたことが、「週刊文春」の取材でわかった。

 東京都では「まん延防止等重点措置」(まん防)が適用されており、4月20日には、新たに711人の陽性者が確認されるなど感染が拡大。3日後の4月23日には緊急事態宣言の発令が決定した。

 そうした中、中川氏が発起人を務めたのは、自民党の自見英子参院議員(45)の政治資金パーティー(会費2万円)だ。

「自見氏は、自見庄三郎元郵政相の娘で、日本医師会傘下の政治団体『日本医師連盟』の組織内候補として2016年の参院選で初当選しました。2019年9月には厚労政務官に就任。ただ、『週刊文春』2020年7月30日発売号で、 既婚者だった橋本岳厚労副大臣(当時)が、自見氏の議員宿舎に長時間滞在する様子など2人の不適切な関係が報じられました。 両者は、加藤勝信厚労相(当時)から注意を受けています」(政治部デスク)

 小誌が入手したパーティーの案内状によれば、中川氏は発起人として〈(自見氏は)厚生労働政務官在任中には新型コロナウイルス対策本部の本部長代理として先頭に立って国難に対峙し、現在は参議院厚生労働委員会理事、自民党青年局長代理などの重責を担われています〉などと記した上で、〈公私ともにご多用と存じますが、是非ともご協力賜りますようお願い申し上げます〉と、関係者に対し、パーティーへの参加を呼び掛けていた。

 だが、医師会内部では、疑問の声も上がっていたという。

「中川氏は4月7日の定例会見で『国民が新型コロナに慣れてしまい、自粛という我慢は限界にある。国民の中に危機感、緊張感を呼び戻さなければならない』と強く訴えていました。そうした中で、中川氏自らが感染リスクの高い政治家のパーティーへの参加を呼び掛けていたのです。せめて中川氏はパーティーへの参加を取りやめるか、オンラインでの参加にすべきという声が上がっていました」(医師会関係者)

 ところが、中川氏は4月20日の朝8時から行われた自見氏のパーティーに参加していた。

「会場は都内のホテルの宴会場。一部はオンライン参加だったものの、医師会の幹部らを中心に100人規模の参加者が集まった。中川氏は前方のひな壇に座っていました」(同前)

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