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開業story vol.1〜好物件に出会ってしまった系の場合

久しぶりのnoteです。いつも皆様読んで頂きありがとうございます!
英語学習の過去記事もしかりなのですが、誰かの役に立てればいいなと思って今回も書き残していこうと思います。

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実際、開業することになったらこんなもの書いている時間や余裕なんてないのは当事者になってもちろん分かりましたが笑、以前も書いた通り、時間は空き時間を待つのではなく自分で作るもの。
やろうと思えばできる!ということで書き残そうと思いますし、
やっぱり自分が当事者になってみて、開業のHOW TOやらがブログなど何もネットに見つからず困ったので(色んなケースがあると思いますが)このシリーズも誰かの役立てればと思います。あと、色んな人に聞かれすぎて喋るの疲れちゃったので笑。

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自店舗を持ちたいなんて
微塵も思ってなかった人間が出会った好物件

見出しにある通り、私は製菓の専門学校を出て学び、就職し、そのうちに事業主になりフリーランスで働き始めますが、本当に一回も自分の店を持ちたいなんて思ったことがなかったのは仲間内では有名な話です。

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事業主の時も、卸しをきちんとやるための許可を得れるキッチンを借りていただけで、固定費も安いし収入も上げれて事業主サイコー!って感じでした。
結局まる6年間事業主をやってきて、別にこのままで良いかなとも思っていたし
その6年で人生が変わったし、仕事のスタイルについては自分の中で結構満足してました(前々回書いたシルクの一件を除いて)。すごいプラスの意味でいつ死んでもいいかなって思えるくらい。

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ただまぁコロナがやってきて、色々多方面で仕事をしていたので生活は壊滅的にはなりませんでしたが『いつまでもこのままではいられないかもな...』って思ったのは事実です。

実際私は死んでいないので生き続けなければならないし、クライアントからの仕事はイベントに付随するものが多かったので、やっぱり変動はありました。
個人販売を初めてWEBの事業が結構安定し始めても心配性の私はなんだか不安で、生活スタイル的に変えないとかも、と思っていたのは事実です。

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予期せず始まったご近所物語Part.2

大親友の子が、家からものの5分くらいの立地に住んでいたのですが、(それこそ作りすぎたカレーを届ける系の絵に描いたようなご近所友達)
その子もコロナを経て、テレワークが増え、生活スタイルが変わり、ある日相談を受けて

長く住んでたその場所から『引っ越そうかなと思ってるんだよね』と言われました。

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週1ペース、あるいはもっと短いスパンで会うこともあったのでもちろん寂しい気持ちはありましたが『え!いいじゃん!』と口を突いて出たのは覚えてます。そんな気持ちを抱えながらそう言えた私は結構偉いと思うんだけどどうかな笑。

理由としては、コロナ禍が続きテレワークが増えて
・会社から通い易い土地に住む必要がなくなった
・週末必ず飲むみたいなこともなくなった
・単純に環境を変えたい
・交際費や雑費に使う金額が減ったなら少し高くても今より広い部屋へ

そんな感じでした。
その子が生活を改めて見直して出た結論だけど、
全部納得がいくし、特に引っ越す必要なんてなかったのも事実ですが
環境というのは怖いから、慣れた環境をマンネリやぬるま湯と思うか安定してて幸せと思うのかは自分次第なんですよね。
自分がどうしたいか、何を自分は求めてるのかにもよるし明確な答えなんて無いけど、ちょっと怖くても新しい場所で成長したがってる友達の意思を聞いたときは賛同の言葉が自然と最初に出てきました。

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そこから物件の相談が始まり、固定せず色んな場所にフォーカスをして探していたので
やれここの町は良いとか、この物件が良いけど立地がどうとか、築年数がこれは流石にとか笑、会議の日々が始まりましたが
なかなか決め切れる物件がなく、もう諦めるのかなぁどうなのかなぁと思っていた矢先、ある日駅のホームで偶然その子に会ったんです。

偶然出会った時見せてもらった
最良物件の、その1階

近所だからありえない話ではないんですが、私たちは1こか2こ前の急行停車駅で乗り換えをして各駅停車に乗り換えて家路に着きます。

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その日偶然会ったのはその急行停車駅で、まさに乗り換えの電車を待っている時に偶然会いました。
その当時少し前から私は犬を飼い始めて、その子はまだ新しい私の家族の愛犬に会ってなかったので
会わせたいしちょっと寄っていってよ、少し家で飲もうか!となり
私のうちで飲んでいた時に、まだ見たことのなかったある物件をその子が見せてくれました。
『え!めっちゃ良いじゃん!今までみた中で一番ポイよ!』(←その子に似合っていてフィットしているという意味)
と純粋にそう思って色々スペックを確認していたところ、その住居は2階なんですが

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『え?何?この1階』

外装写真を見た時に、整った建物に綺麗な何かありそうな1階が気になってそう質問したら(上記が実際の物件の外観写真)

『1階テナントなんだよね、まだ決まってないらしいんだけど』

『え?私、入ろうかなw』

『本当に!?え、ちょっと繋げるから詳しく見てみなよ!』

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っていうところから始まりました。
この次からは本当にノウハウ的なこと書いていきますがきっかけは本当に些細なこんなところから始まって、でも、すごく運命的というか、素敵な出会いじゃないですか?
実際にまだその一件があってからこれを書いている今は半年も経っていなくて、自分の店を持つことも法人化することも、全く予想が出来ませんでした。
だって人生で店持ちたいなんて思ったことなかったんですからね笑
でも、気持ちの良いバタバタ感と忙しさです。

人生ってこんなことがあるから本当に不思議だし、これはまた詳細を書けるか書けないかわからないけど、私は若い頃にマジで死んだ方が楽だったような酷い出来事があって、後遺症が残った本っっ当に生きにくい身体でトラウマを抱えながら生きてきたので
こんな素敵な出会いが会って、ずっと繋がっていられる極上の友達と出会って
人生ってこれだから辞められないなってやっと思えるようになりました。
(こんな風に少しオブラートに包んで書けるようになるにも10年以上かかっています)

計画通りになんていかないから、人生面白いのだと思います。


メッタメタになって、たくさんたくさん傷ついた分、多分私は人よりも弱くて人より強いと思うけど
足元にある小さな花には、日常的に、気づける人になれたかなと思います。
そして人に優しくできる人になれたんじゃないかなと思います。
あの過去があって良かったなんては今でも絶対に思わないけど
でも、もうしょうがないからさ笑、全部ひっくるめて私です。

長くなりましたが、開業、経営に必要な本格的な流れについては次回書きます!
誰かの役に立てれば嬉しいです。お楽しみに☆

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