男の更年期
先日朝の情報番組で「男の更年期障害」について特集していた
ある還暦近い芸能人の実体験で、40代後半に目眩や強烈な不安感が続き、仕事に支障をきたす様になり、病院へ受診すると「更年期障害」と診断されたそうだ。
女性の更年期障害は一般的だが、当時は今以上に男性に当てはまる病名ではなかったろうと思う
高齢になり男性ホルモンが減ると身体のバランスが崩れ、心身に問題を起こすらしい
毎日テレビに出ている有名人なので、お金をかけてしっかりと精密検査をした結果、これと言った異常を確認できず、この様な診断になったのだろう
そう言われると、自分にも思い当たる経験があり、もしかしたら更年期障害だったのかな?なんて相乗りしてみたくなる
まんまとテレビの情報に操られているなあ
10数年前、仕事のプレッシャーでいつもと違う不安感に押し潰されそうになった事が何度かあった(単にプレッシャーに弱いのもある)
7年前(53才)のある日、近所のスーパーで買い物中に、今まで経験した事のない強い目眩に襲われ、すぐに自宅へ帰ったが1時間ばかり起き上がれなかった。天井がグルグル回って、頭を起こす事も出来ず、目を瞑って横になっていると寝てしまい、起きた時には治ってしまったので特に病院へも行かなかった
1ヶ月後、遠方への出張中に症状がでたが、幸いホテル近くだったので1時間ばかり横になったらまた治った
その頃から定期的に症状がでる様になり、更に間隔が狭くなっていったので、さすがに心配になってネットで調べると脳梗塞の前兆とあるではないか!
単身赴任先の自宅で一人倒れたら、誰にも発見されず、完全に手遅れになるな!なんて妙に心配になり脳外科の病院を受診した
MRIを撮ったら、いたって血管の流れも良く脳梗塞の前兆は見受けられないと診断された
耳の三半規管の問題かもしれないと、原因も分からないまま目眩止めの薬を出してもらって様子見をする事になり、2-3日薬を飲み続けるとすっかり治ってしまった。
その後、年に一回程忘れた頃に目眩の前兆が現れたが、都度残りの薬を飲み大事には至らなかった
そして59歳になった昨年も久しぶりに強い目眩で歩くことも出来ず、這いつくばってトイレに行き吐いたが、やはり安静にしたあと近所の病院へ行って薬をもらって様子見をする事になり今に至っている。
原因をしっかり調べる事もなく、薬で様子見を7年間もしているがこれでいいのかな?とも思ったりもするが、あらためて病院へ行って精密検査をするほどではない様な気がしている
最近義理の兄が目眩で救急車で運ばれ、入院して精密検査をしたが、耳の三半規管の問題の可能性がある様で特に原因がはっきりしないみたいだ
あれもこれも よくわからない目眩などの症状で、やはり男の更年期じゃないかなあ と片付けてしまう今日この頃でした
おわり