【60歳一人旅】#15 イケオジだらけの ローマ🇮🇹イタリア
日本を出国してから25日目
ナポリからローマへ移動する
昨日は昼寝までして散々休養したのに、よく寝れた。夜中起きて1時間ほどスマホをいじってるが、またウトウト寝てしまい8時に起きた。よく寝る初老オジサンだ。
マックでコーヒー買って電車を待つ。
掲示板には出発ホームが掲載されるが、定刻の30分前になっても発射ホームが決まらない。
イタリアに来て初電車なので要領がよく分からずハラハラした。
キップの購入時も券売機の表示は一番わかる言葉が英語だし、最後まで辿り着けない。結局並んで係員から買ったほうが間違いなく買える。
日本の新幹線の券売機も慣れないと難しいと思う。自分は年中出張で使用していたので気づかないが、普段使わない人やお年寄りや外国人が並んで係員から買っている気持ちが分かる。
しかし新幹線でさえ分単位で正確に運用されている日本の電車システムは、やはり世界に誇れるなあ！とまた思う。
イタリア新幹線は乗り心地が良かったし、日本の新幹線と変わらないスピードで揺れも少ない。280km出てる様だが真っ直ぐだからか？
一つ言うとすると進行方向に向けて席が向いてない。後ろ向き走行だ。もちろん自由に変えれるが他のお客さんと対面になってしまう。
日本は到着駅の清掃時にぐるっと一斉に回る。
そう言う細かい気遣いが日本は優れてる。
そうこうするうちに、わずか1時間ちょっとでローマに着いた。
ローマ駅は首都の駅なだけありナポリ駅よりも大きい。
やはりスリが多いと聞くので注意すると皆スリに見えてしまう。
ローマはイタリアの首都とは言っても、日本の東京の様にデカいかと言われるとそんな事はなかった。
おさらいで規模感を把握する為に調べると、国の人口は日本の半分で6千万人を切る。
ローマの人口となると3百万人で横浜の人口より少ない。
首都として比べれば東京の1/5程度だった。観光客が一部に集中して人が多いが、街の規模的にはそれ程ではないって事が分かった。
先ずはホテルにチェックインを済ませて荷物を預けたいのでホテルに向かう。
ずっとホテルが並び、危険は全くなさそうだ。ホテルと言っても自分が選んでる⭐️1-2レベルはろくに看板も出てなく、古い建物の一部の階を宿泊できる様に改装している。
ドアは閉まっていて、インターホンで呼び出すと鍵が空いた。
インターフォンを押す時は毎回ドキドキする。
階段を登るとピアスをしたお兄さんが出てきて、ローマ市の宿泊税10€を支払うとすぐに部屋へ案内してくれた。ワンルームアパートの様で狭いが快適そうだ。これで一泊TAXと朝食込みで55€だ。
1€=100円なら格安なのに、今の為替は1€=
185円ぐらいで倍近い計算だ。
ローマ中心部へ出るとタクシーはトヨタ車が多く頑張っているが、一般車は偏りなく、日本車も10台に1台もない程度だ。
それに比べて日本は人気車種があって同じ車がたくさん走ってる国なんだと思う。
自分も小型ハイブリッドを特に思入れもなく乗っているが、信号で前後横で5台同じだった事がある。
イタリアでは皆がそれぞれの好みで選択しているのか日本とは随分違いがある。
なんだかんだ膝の調子も戻り、宿にリュックを置いた後一休みしてから出かける。
誰もが知る有名観光地に目星を付けて出発する。
大きさのレベルが違う
スペイン広場、トレビの泉、アドリアーノ神殿、各教会多数。真実の口は映画ローマの休日で壁の口に手を入れてみたかったが、順番待ちが多過ぎてやめた。お一人様なので盛り上がらない。
帰りもバスに乗らず40分ぐらいだったので歩いた。正直バスの乗り方も分からないし複雑な行き先でチャレンジする気になれなかった。明日はチャレンジするとして、今日も2万5千歩も歩いた。途中ビール休憩を入れながら
途中、レストランと言うより地元の食堂に入って食事をとる。ガラスのショーケースに作り置きしてある品をオジサンが説明してくれて、ジェノベーゼパスタとラザニアを半分つもらいビールを飲んだ。
作り置きだが十分美味しい。因みに全部で9€。レストランで食べれば20〜30はする。お味は格段に違うのでしょうが。
話は変わるが、街ではカッコいいオジサンをたくさん見かける。
暑くてもジャストサイズのジャケットをサラッと羽織り、颯爽と歩いてる。
シャツは素肌に着て第2ボタンまで開ける。
シャツの胸元は立派な胸毛をチョロ見せする。丸首の下着なんて絶対着ない。
スリムなパンツもジャストサイズで足元は素足に革靴ときてる。
堀の深い小顔に整えられた無精髭とサングラスをして、薄くなった毛も頭の形がいいのでイケてる。
雑誌のLEONに出てくるジローラモさんのようなイケオジがたくさんだ。
綺麗な女性と昼間からカフェでワインを飲んで、決して顔を真っ赤にして酔っ払って乱れたりしない。
決して汗をビッタリかいて、加齢臭を漂わせたりもせず、いい香水の香りがほのかにしていそうだ。
まったく自分の様な日本の汗臭いサラリーマンオジサンとは真逆だな 笑
次に生まれ変わるならイタリアでイケオジになりたいわ！
何てくだらない事を考えてた。
ホテルに戻りエアコンを効かせて、冷たく冷やしたビールを飲む。
ホテルの部屋はドアを閉める音と、廊下で話す声がうるさいな！なんて思っていたが、あっという間に寝てしまった。
ローマ滞在 2日目に続く