【60歳一人旅】#11 次の街への期待 エギナ島 ギリシャ🇬🇷
2024年7月 アギストリ島3日目
迷った挙句にやっぱり延泊はせず 11:00のボートでエギナ島へ出発した。
出発したと言ってもお隣りの島で、ボートで30分程度で着く。
一番の理由移動は大量の蚊とエアコンの問題に悩まされた事。
まあ十分ビーチバカンスを味わえて満足したし…。
ゆっくりしたい時はするのだが、せっかくの貴重な時間を同じ事に費やすのはもったいないと思ってしまう。
エギナ港の景色は想像してたギリシャの島のイメージだった。
かなり活気があり人も多くレストランや土産屋の数も多い
港からまっすぐ陸地の奥、50mほど入ったところに古い安宿があり、オジサンに聞くと1泊50、2泊なら45でいいよと言うのでとりあえず2泊することにする。
店番をしてる10歳位の息子がえらく英語が堪能で、羨ましい限りだった。
海沿いじゃないがむしろ静かで落ち着く。
テラスがついて、エアコンも冷蔵庫もバッチリきく。しかも清潔だし屋上までついてる。
やはりこちらの島へ来て正解だった。
ぶらりと散策すると小さな市場があって 近くのレストランは期待できた。
水とビールを買い 暑いのですぐ戻ってテラスでビールを飲むと冷たくて美味かった。
椅子が二つ置けるほどの小さいテラスは民家に囲まれていていい感じだった。
やはり移動して新鮮味があって良かった。
夕刻早く市場の前のタベルナへ行った。
まだ客はいなかったが、メニューを見たらアンギストリアより3-4ユーロくらい安い感じがしたので入ってみる。
イカとナスのフリッタを注文しビールを飲んだ。
久し振りにまともなものを食べた気がして
さらに美味しく感じたが、お会計は21€ 3500円で これで最後だなと思った 笑 長期旅行なのでケチケチ節約しないと。
エギナ島2日目
快適なちょうどいい島の街で不足するものはない感じ。
スーパーがあるが地元の人が入る食堂がない。
今日は少し足を伸ばす為自転車を借りた。
バイクは30、eチャリは20、チャリは10
どうせバイクで一周してもなんてことないだろうと自転車にした。
おじさんは一番安いのを選ばれて怪訝そうだった。
北方向へ向かい海沿いは最高に綺麗だ。
が1時間ぐらい走ってこれ以上何もなさそうなので戻って来た。
途中白い教会が綺麗だった。
バイクだとかなり遠い神殿まで行けるらしいが…。
南方面も少し行ったが海が続くだけで 疲れたから早々に自転車を返却して、また屋上でビールを飲んだ。
これが美味い。
屋上も最高に風が気持ちいい。
これでエギナも十分満足できたな。
明日やりたい事はないなと思い、次はイタリア ナポリに行く事を決めてチケットを1万円で買った。
ナポリと言ったらナポリタンを食べたいなと思ったが、実はナポリタンは日本人が勝手に作ったスパゲッティでナポリにはないらしい。
ナポリ名物はマルゲリータ ピザとの事。
何か美味しいものを食べるのは楽しみだ。
あと、遅い時間にローマは抵抗があるので先ずは空港から街が近いナポリで慣らしてから北上するつもりだ。
後から知ったがローマよりナポリの方が危険らしい。
エギナ島からナポリへ出発だ。
朝パン屋に行ってほうれん草をパイ包んだスパナコピタを買って屋上でインスタントコーヒーを飲みながら食べた。
美味しかった。
2.4€でかなりのボリュームだ。
8:30にはチェックアウトして と言っても誰もいないからカウンターにキイを置いて出て来た。港が近いの足の心配が無くていい。
9時発のフェリー12€を予約した。
行きのスピードボートに密閉された空間で移動するより 大きいフェリーの甲板でコーヒーを飲みながら景色が見れてこちらの方が旅気分を味わえる。
結局この綺麗な澄みわたる海は何ぜか?
考えたが、この地域は雨が少ないから、川から流れ込む水がほぼないので濁らない。
昔30年前にイスラエルとシナイ半島間のアカバ湾もそうだった。
雨が降らないから木が生えない。
そして海に流れ込む川がない。
海が濁らない。
フェリーの甲板からの景色は残りの人生で決して忘れることはない様、しっかり目に焼き付けておく。
まあそれにしてもこの歳で、
しかも一人でよくもこんなに遠くに来たもんだと思った。
あらためてこんな事をさせてくれる妻に感謝である。
次のナポリ到着に続く