sato ichinokawa
夜、床に着くときに穏やかな夢を見られますように。そんな想いを込めた絵と詩です。少しだけ心が優しくなるような何かを感じてもらえたら私は幸せです。
エッセイは日常の出来事に触れ感じたことを心のままに、書き連ねています。 小説は頭の中のモヤモヤを言葉にする作業です。
31文字という言葉に、とても狭いようでどこまでも広がる空間があるように感じています。それは、宇宙から見た地球のようかもしれませんし、地球から見たうちゅうのようかもしれません。 感じたままに詠む、幸せがそこにあります。
今月は、幾作品か絵を描き終えた。 ただ私の場合、絵を描き終えて「さぁ完成だ」とはならない。 絵に何か一言書き添えたくなって、早起きした朝は描いた絵と向き合い頭に浮かぶ言葉を書き留めていく。 それがいつも、「詩」という形で完結する。 詩は、描き終えた絵をぼーっと眺めながら心に浮かんだ言葉を紡いでゆく。 それはまるで、言葉の煌めく小さな星屑を組み合わせるかのよう。 広い集めては繋ぎ、外しては別の言葉に繋げてみる。その繰り返しだ。 絵のイメージに大体落ち着くな…と思えたら、や
ショートショート「水の国」 初めの物語はこちら⇩ 美しい泉、湧水で遊ぶ子どもたち。水生昆虫があちらこちらに。子どもたちは夢中で虫を捕まえては、抱えていた携帯水槽に入れ、笑った。 水面はキラキラと輝き、親たちは木陰でくつろぐ。ああ、この国はなんと美しく、素晴らしいのだろう。 「大臣」 「ああ、すまぬ、うとうとしていた」 「ガリー会社から、第四工場の申請がきております」 「第四工場か……」 マロン小国に最初の工場が建設されてから、10年ほどが経過していた。広大な森は整地さ
手作りの ステンドグラス 陽にかざし 混ざりみえるは 神様の色 ・・・ ガラス絵の具作品の、第二弾完成しました❁ 丸い作品は私が黒線で形を描き、娘がガラス絵の具をのせた二人の合作です。 最近は子どもとこうして一緒に作品作りをするのが本当に楽しいです。 光にかざすとキラキラして見えます。 5/11土曜日、益城町復興まちづくりセンター にじいろさんにて開催のnichinichiさん手作りマーケットでみつけたらぜひ、手に取ってみてください(๑˃̵ᴗ˂̵)
今日もツイテナイ。 その女は、足元にあった小さな石を蹴った。もちろん周囲にはだれも人がいないことを確認しての行為だったが、その行為が女にとって、ちょっとしたストレス解消になる。だがまたすぐ、イライラした。 イライラの原因は、別にこれといって特定するものもないのだが、つかみどころのない自身の感情が、女のイライラをさらに加速させるのだった。 「なにかいいことないかなぁ」 何の気なしにつぶやいてみるが、自分の人生にいいことなどちっとも起こりそうにない、と思った。友人たちは仕