【中山市朗ブログ】オカルトエンタメ大学、「神道&神社」第二弾配信!! 聖地に家を建てたら……。
中山市朗です。
オカルトエンタメ大学から配信されております今回の私の講座。
「神道&神社」
第二弾が昨夜配信されました。
サムネイルはおどろおどろしいですが、神道と神社について真面目に語っております。
今回は、神道というアニミズム、多神教という特色を見るうえで『旧約聖書』を発祥としながら別れた、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教という一神教について解説したつもりです。
なぜ、ヤハウェ、あるいはアドナイ(アラーはアドナイのことですからな)という同じ絶対神を信仰しながら、この三つの一神教は互いに争い、問題を引き起こすのか?
「人は話せばわかる」というお花畑平和主義者がいるが、実は多種多様の価値観を知って各々を認めたうえで、話せばわかると言えるのか、そしてどこを落としどころとするのか、という話もしたんですけれども。そこはバッサリカットされてましたわ。
戦争は今この時点でも行われています。
なかなか無くなりませんねえ。
その要因は、それぞれの民族が国が、積み重ねて来た歴史と環境と文化が、そして理想があって、それは各々違うわけですよ。その根本に宗教がある。今のように法律や律法の無い古代の時代に、その民族が生きていくための知恵や手段をみんなに伝え、守らせるためには、特に自然環境の厳しい場所では、神の絶対の言葉であることが必須だったわけですよ。それを一方が一方的な価値観を正とするには無理がある。なのに、人間は自分が是非とする価値観が正しいと思うわけです。だから正義のために価値観を押し付ける。当然そこには大きな反発が起こる。反発する人達は、それを受け入れたら生きていけないからです。
だから、平和を望むなら、各々の価値観を認め、尊重するしかない。
私の若いころ、ある先輩から「世界旅行をするんだったら、せめて聖書は読んでいなさい。でないと、世界の本当のことはわからないよ」と言われたことを覚えています。
まあ、ルーブル美術館に行っても、聖書を読んで見る西洋画と、知らないで見る西洋画は、まったく印象も感想も違うと思うんですよ。やっぱりヨーロッパはキリスト教の文化ですし。
音楽だって、ある指揮者が、ブルックナーはカソリック、ブラームスはプロテスタントと言って、思わず膝を叩いたことがありました。
同様に、日本には日本の良さがある。日本人がやみくもに西洋かぶれする必要もない。
八百万の神は、日本列島という国土に自然発生したわけです。そして外来の宗教も優しく迎えたんです。
宗教を知ることは、人間と歴史と文化を知ることになります。
学校でこれを教えないから、社会科の勉強が深まらないし面白くない。
私としては、場所と場合に寄りますが、なるべく怪談を語りながら、そういうことも語っていきたいなと思っております。
怪談は、神や宗教における死生観について深く語れる唯一の話芸やと思っています。
まあ、第二弾、ご視聴くださいませ。
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明日はラスト、第三弾が配信されます。
神道系のオカルト界の巨人、についてお話しします。
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