「●●がしたい」ではなく「どうなりたい」と質問したほうが良い
こんにちは。わかりやすいホームページ相談・ホームページコンサルタント永友事務所の永友一朗です。
今日は『「●●がしたい」ではなく「どうなりたい」と質問したほうが良い』という記事です。
中小企業経営者様から、Web活用の悩み・不安をお聞きし、各種ご提案をさせていただく仕事をしています。
私自身はWeb制作会社ではないので、仮に「ホームページを作る(リニューアルする)」となった場合は、制作会社さんを紹介したり、制作会社選定のお手伝い(見積比較・打ち合わせ同席など)をしています。
このような仕事に携わり19年が経っています。本当にあっという間で、例えばこのまま今後も19年間、あっという間に進むのかと思うと、かなり焦って不安になります(苦笑)。
色々な業種、色々なビジネス環境、色々な年代、色々な性格の経営者様とお話をさせていただき、日々勉強をさせていただいています。
ときどき、「●●がしたいんです」と仰る経営者様がいらっしゃいます。
例えばですが、
「メルマガを発行したいんです」
「LINE公式アカウントを始めてみたいんです」
などです。
それぞれ、この仕事をしているとよく言われることではあります。
そしてそれぞれの始めかたや初期設定のお手伝いをすることは、やぶさかではないのですが、
「なぜメルマガなのか」
「なぜLINE公式アカウントなのか」
ということ(つまりその施策をして達成したい目的)を、やんわり且つしっかりと確認するようにしています。
ここで、「新規のお客様の獲得が必要です。だから、LINE公式アカウントを始めてみたいんです」というお答えだった場合は、やんわり且つしっかりと「LINEよりもTwitterやInstagram、Googleマイビジネスのほうが適していて、成果が出るのも早いですよ」とご提案できるわけです。
中小企業経営者様におかれましては、いきなり「ツール(施策)」のことを「やってみたい」ということではなくて、「どうなりたい」ということからご相談をいただければなと思います。そのほうが、販路拡大・販売促進などには近道になると思います。