阪神ジュベナイルフィリーズ と HongKong
奥野です。
いつもありがとうございます(^^♪
サッカーW杯、さきほどモロッコがポルトガルも撃破し、初のベスト4に進出されました!👏
世界のハイレベルな戦いを見ていたら、日本人も凄いけど外国人のフィジカルの強さとタフさに驚かされます。
やっぱり大きいほうが有利!
大きすぎても良くないけど、大きいに越したことはない。
大きい…っていうと、サリオス。個人的に大好きな馬の一頭です。
香港国際競走の香港マイルに出走を予定したいたサリオスが、左前脚跛行で出走取消。
「マイルCSでもうお釣りが無かったのに、中2週で出走させるのきつくない?」って、思ってましたが、やはり無理してたんですねぇ。
ラストランは香港G1で、という思いがあったのかもしれません。一口を持たれている会員さんの願いもあったかと思いますが、残念です。
マイルCSは、パドックに出てきた映像を一目みてガッカリしました。
530キロもある大型馬がタフな競馬でレコード走破。6700万円の賞金を獲得できたものの、その代償は高くついたように思います。国内でなんとかもう一戦してから引退してもらいたいですねぇ。
さて、その香港マイルの出走表をみると、香港馬はみなセン馬であることがわかります。早い時期に去勢するので、ほとんどが初戦からセン馬。
牡馬とか牝馬の世界がなく、セン馬のみの世界です。香港馬と日本馬とは、競走馬の概念そのものが違うわけです。
まず歴代の優勝馬の馬体重をみてください。
超巨体でありながらも、不思議としなやかさがあって素軽い。これが香港セン馬の特長なのでしょう。
大きな筋肉をしっかりと保持できるフレーム(馬格)があって、そこに上質の筋肉が沢山ついていれば、小さくて筋肉量が少ない馬よりも強いくなるのは当たり前の話。
日本人の陸上短距離選手が、身長195cm体重約100kgのウサインボルトを負かすことができますか? できるわけがない(今のところ)。
今年の出走メンバーをみてみると、昨年の同レース3連覇を目指す香港馬ゴールデンシックスティは今回は512kg。別の有力馬モアザンディスはなんと572㎏の巨体。
対して、日本馬の2頭は、シュネルマイスターが490kg、ダノンスコーピオンが458kg。シュネルマイスターはまだ対抗できるとして、ダノンスコーピオンに関してはもう大人と中学生ぐらいサイズが違い過ぎます。
19年香港マイルを制したアドマイヤマーズの例もあって、期待したくもなりますが、香港国際競走の短距離G1においては、ちょっと厳しいかなと思います。
香港国際競走の日本馬出走4Rの出馬表は、スポーツ報知サイトから取得できます。
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阪神11R 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)
さて、今週の国内G1は、2歳牝馬の阪神JFです。
豪華メンバーとはいえないまでも、来年の牝馬クラシック戦線を賑やかしてくれそうな優れた競走馬が出走してきました。
まずは、SAVが148も出たリバティアイランド。
G1における148という値は、2018年以降28レースあり、1着16回、2着5回、3着4回。勝率は約58%、馬券圏内率は約90%となり、単複とも回収率は100%を超えます。
特にこのレースは、人気馬が強く、過去10年で、1番人気が4勝、2着1回、と2回に1回連対し、2番人気が1勝、2着4回で、こちらも2回に1回連対。
昨年は荒れました。
実は、荒れるときのパターンは決まっています。それは1番人気、2番人気が、既定路線外から参戦してきた場合です。
など。
で、荒れないときは、逆に、人気馬は、既定路線というか、王道を歩んできた馬。
たとえば、新馬→アルテミスSで好走、とか、新馬→ファンタジーSで好走といった経緯です。新馬→札幌2歳Sというのもありでしょう。
今回の人気馬は、まさにそのパターンに合致。
リバティアイランドはアルテミスSで2着。おそらく2番人気になるであろうラヴェルはアルテミスS1着。4番人気ドゥーラは札幌2歳S1着。
とはいえ、その各馬に不安がないわけでもない…。
リバティアイランドは、左トモが弱くスタートがあまり上手くないことと、機動力に乏しい点。直線に向いて前が空いていれば、剛脚を振るって差しきるイメージがもてます。しかし頭数が多いG1でかつ、もたもたする2歳馬の隊列において、スムーズにその態勢に入れるかどうか。
それはラヴェルにも言えます。
ラヴェルは、前走で大きく出遅れました。競馬が上手く、追えば素晴らしい決め手を披露します。しかしまだトモが弱いため、動き出しが遅い。勝負所でモタつく可能性もあります。
そうなった場合を想定すると、好位で折り合ってガシガシできるドゥーラやモリアーナらを基点とする馬券も作っておいたほうがでしょう。
ウンブライルも非常にポテンシャルの高い一頭。デビューから2戦は1400mを使われ、前走は難しい阪神内回りコースだったが難なくクリアー。荒れ気味の阪神内回りで上がり33.5秒を使って勝ち切る牝馬はそうそういません。こちらもスタートが苦手な部類ですが、二の脚が速く、狙って好位に取り付ける分、成績は安定します。こちら軸の馬券も作っておきましょう。
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本日は以上です!
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