一度でいいから「漁師さんのご厚意」を食べたい | 森田一郎の毎日戯文 #117
毎日戯文とは
ドーモ、森田一郎です。
テレビの旅ロケ番組とかでよくある、取材した漁師さんがなんかくれて港で捌いて食わせてくれるやつ、ありますよね。
あれ、すげえ美味そうじゃないですか。
捕れたての鮮度に加えて、漁師さんのご厚意と港の風情がプラスされて、醤油の色味も鮮やかで猛烈に美味そうじゃないですか。
鮮度を求めるなら究極、口の中に醤油を含んでダイブし、魚をひっつかんで齧りつくという手もあります。普通に食べるのであれば、港に近いお店で食べるという手もあります。しかし、「漁師さんのご厚意刺し身」にはそれらにはない魅力があるのではないでしょうか。醤油口に含んで船からダイブしたら普通に溺れ死ぬぞ。
もちろん、お金は払います。市場価格からプラスで払います。手間賃とか技術費とか払います。なのでご厚意刺し身を食べさせてください。
「一泊二日、港町漁師さんのご厚意お刺し身プラン」みたいな旅行プランありませんか。
またあした。