見出し画像

プロネーションで、サーブの飛ばす力と安定感を手に入れる

 サーブ出力を出す時には、プロネーション(手首の内旋)の力を使うと楽に飛ばせて、かつ安定感のあることに気付きました。プロネーションは、👍から、👎に動かす手首の動きです。ただし、力を入れるのは一瞬です。

これは、1/17にコーチから習い、自分の中で革新的だったので、noteを書くに至りました。

サーブ出力に余裕ができた

 従来は、サーブの出力を主に足で出し、それを回転に振るのか、前に飛ばす力に振るのかで、確度の調整をしていました。グリップは、コンチネンタルグリップよりもやや薄めで握ります。手首は、特に力を入れずにフリーで打っていました。手首を固定して打った方が安定感が増す人がいるようですが、私はフリーでラケットの重みを感じながら、回した方が安定しました。

 一応、プロネーションは使えているものの、手首はフリーのため、足からの運動連鎖で、プロネーションが自然に起きている状態でした。

 今回は、この自然に起きているプロネーションの内、最初の4割ぐらいに力を入れてみました。👍(90°)から、👎(270°)にする間の、90°から165°までは、力を入れて、それ以降は今まで通り自然に抜けていくイメージです。

 すると、今まで足で出していた出力を出す必要性が低くなり、その分を体勢を維持したり、ボールをコントロールすることに割けるようになりました。加えて、トスはスピンサーブ並みに手前で、体を閉じた状態で出力が楽に出せます。そのため、打点を前にしなくても、スピンサーブと同じトスで、縦回転が少し掛かったフラットサーブが打てます。

 私は、ボールを真後ろから捉えるフラットサーブはオーバーフォルトするし、真横から削るスライスサーブは球威が落ちすぎ、コントロールが効かず、あまり実用的に使いこなせません。なので、私は、フラットサーブは、回転(3)と出力(7)で、スピンサーブは、回転(6)と出力(4)です。

アドサイドのワイドに、フラットサーブが入るようになった

 アドサイドのワイドは、ネットの高い場所を越える必要があり、山なりなスピンサーブで放物線を描くように狙っていました。フラットサーブで直線的に狙うには、高さと深さのコントロールが難しい場所です。

 今回の新しいフラットサーブでは、縦回転が入っているため、ネットのある程度高い所を通り、ワイドに入ります。

プロネーションは身につける順番が大事?

 スピンサーブで、こする感覚を身に付けてから、プロネーションを試した方が、感覚が分かりやすいと思います。これは、スピンサーブのスピンをかけた後に、最後の一押しをプロネーションでするイメージだからです。スピンサーブを学ぶ以前の私は、ボールをどの角度から当てるのか?という感覚が薄く、当たってから押すといった細かい分解能で捉えることができていませんでした。

 以上、まとめると、サーブのプロネーションは瞬間的に力を入れて使うと、効率が良くて楽でした。試してみてください。

いいなと思ったら応援しよう!

Ichiro | ソフトウェアエンジニア
よろしければ応援お願い致します。頂いたチップは、次の記事のための活動費に使わせて頂き、還元させて頂きます。