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2021年洗車でスタメンで使っている道具たち

 賃貸暮らしで濃色車の洗車に使っている道具をまとめる。「コスト(お金、時間)を最小限にしつつ、要点は抑えたい!」を目指した。洗車傷よりウォータスポット対策に主軸、最小限の磨きと傷埋めで元に戻せる辺りを狙う。

2021年は海外ブランドの洗車を見て楽しむ、香りで楽しむ商品を目にすることが多かった。それらを横目にみつつ、個人の趣向で選んでみました。

油脂系汚れはプレウォッシュで浮かせて先に落としボディを極力触らない

 ピッチタール、虫の死骸はふやかして泡で包んで浮かすように落としたい。タオルでゴシゴシ擦ると傷が付くのでプレウォッシュを試してみたところ結構落ちる。
 洗車機前に水をかけ、プレウォッシュ剤を膝下辺りにかけながらクルマを一周する。その後シャンプー洗車をかける。
 虫が付く夏の時期は暑くて洗車に時間をかけたくない。加えて長距離を走って疲れている時に洗車をすることになりがちなので助かる。
 洗剤は取り除きたい汚れを中和して落とす。これはアルカリ性で虫等の酸性の汚れが落ちやすい。希釈倍率は20倍で使い、酷い場合だけ10倍にする。500mLの20倍で10L分程作れるため、贅沢に使っても1年以上持つ。シトラス系のいい匂いがするのも気分が上がる。

シャンプー液をめっちゃ保持できるタオル

 シャンプー時に極力傷を付けたくないので汚れを落とす能力が低いモノを選ぶ。シャンプー液を保持してくれる能力が高く、滑る様に動いてくれるので安心して使える。
 足回りを洗うにはすぐ汚れるので、ゴリラの手やスポンジなどを使って使い捨てにしている。
 シャンプー液は最近はキッチン用の中性洗剤で十分だと思えてきた。プレウォッシュと水染みは別で取るため、砂などは泡立てて落としてあげれば十分落ちてしまうから。
 スノーフォームは見た目や気分が上がるので戸建てに引っ越したら試してみたい。泡が垂れていく過程で汚れを落としてくれるため、手で落とす汚れが減る。

油脂系汚れはほどほど、水染み(ウォータースポット)は絶対落とす

 雨上がりに残る点々とした水跡。残しておくとボディに移っていき、磨かないと取れなくなる。なので毎回洗車の度に全部スケール除去剤で拭く。濡らして固く絞ったタオルに1本線で少量付けて、付けては乾拭きタオルですぐに拭き取るを繰り返す。
 大変なので、車体を2分割にしてローテーションしながら行う等でも良いかもしれない。クルマの置かれている環境や、走り方、季節、クルマ別の汚れが溜まりやすい場所によって、洗車の頻度も変わるので観察しながら洗車頻度やスケール除去の頻度を調整した。2週間に1度のペースなら楽に落ちた。
 セダンなのでボンネット・ルーフ・トランクの上は重点的に。横は前後タイヤの後ろと、前後席のドアの間にスケールが溜まりやすい。
 3種類スケール除去剤を使ってみた。すぐ無くなるものではなく、1年は使えるはず

  • REBOOT(ガンバス)300ml

    • 拭いた後に水染みが浮き出て見える化できる。落とす力は弱め。

  • PVD-A06(プロバイド)80ml

    • 拭いた後に水染みが浮き出る。かなり強力。REBOOTの3, 4回分の強さ

  • ステイン&スケール酸性クリーナー(カーピカイズム)200ml

    • 拭いた後に浮き出ず、すぐに取れる。REBOOTとA06の間の強さ

    • Amazon、楽天で購入でき入手性が良い

汚れと一緒に落ちるコーティング剤を選ぶ

 次の洗車時にオーバーコーティングが落ちていて、毎回リセットできる液体ワックスが気に入っている。プレウォッシュで落ち切らなかった油脂系の汚れも落ち、紫外線対策にもなる。
 濃色車のヌメッとした艶感は水溶性のガラスコーティングとは違ったもので、ムラとの戦いで手軽さはないが魅力的。それでも固形に比べれば大分塗りやすい

 尚、ベースコーティングには硬化系のAVELL 2.1を入れて、その上にBETAを乗せている。

2022年はスノーフォームを使って楽をしつつ傷を減らしたい

 賃貸暮らしで洗車機を使っての洗車時に役立ったものをまとめた。ホースをかけながらの作業ができない方は参考になるかもしれない。
 現状は洗車が40分程で終わるのでかなり楽だが、一定方向に洗車傷が沢山付く… 来年は戸建てに引っ越すので、手洗いで洗車傷を減らしつつ、今手が回っていないホイールとタイヤの洗浄を楽にできる方法を探していきたい。

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