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「織田作之助賞」受賞作家の小林長太郎と彼が残したブログ「負荷」と記事を忘れない〜#192

ブログ「負荷」には およそ2年半のあいだに1842本もの記事がアップロードかされていますブログにアクセス出来なくなったので読むことがで出来るのは「負荷」読者の手によって残されたわずかな記事と私が記録した未コメントの記事のタイトルだけこのマガジンはそれらに出来るだけコメントしようという試み

【参考】第2回 小林長太郎まつり

ブログ「負荷」の0コメント記事~その10

昔の人
2005/5/7(土) 午後 5:56

私は戦後生まれだから
私世代からすれば
それ以前の人は…昔の人になるかな
明治・大正・昭和も戦前…想像もつかぬ
それ以前の江戸時代…それ以前は
もう浮かんでこなくなった
安土桃山時代?鎌倉時代?平安時代?
戦国時代・室町時代・南北朝時代もある
歴史は遠くになってしまった
精々大河ドラマで垣間見た世界
それもテレビを観なくなったから
またまた遠くなっている
小説も読まないし…聴いてはいるが
と言うのは朗読動画を聴いている
山本周五郎作品ばかり聴いている
若い頃にハマった
こんな作品を書きたいと思った
師にしたいと思った
と言っても私の事だから
過去はすべて忘れてしまった
何も思い出せない
話のあらすじすら思い出せない
いつも思う事たが
それで読んだと言えるのかと
読んだ気になっているだけではないかと
とにかく忘れっぽい
これでトルストイもドストエフスキーも
チェーホフも読んではいる
だがみな忘れた
何も語れない
チェーホフを好きになって
短編の戯曲化を考えたがそれ止まり
実現できずに終わるのが私
夢追い人止まりで年だけ取った
さすがにもう夢追い人では無くなった
ただ日課を何とかこなしている
やる事があるので救われている
まだやれる事はありそうだが
そんな元気も出そうにない
今日実は昼から出掛ける予定だったが
都合が悪くなったとキャンセルした
メンドウになったのと出費が惜しかった
メンドウ…これが今後の私の
行動を決定する要因になりそう
年をとるとはそうしたものか
ボンヤリ一点を見つめる状態に
案外なりかねない
老いを人はどう迎え…どう過ごすか
昔の人はどうだったのか
99まで生きた母は
読書を愉しんでいた
毎月本を送ったが文庫本だった
小さい字は読みにくかっただろう
大きなレンズで見ていたという
なのに私は70になる前から
本を手にしなくなった
メンドウになったから
映画も観なくなった
ただ止めずに始めた事があった
性癖のリアル化…つまり性欲
ところがそれも…メンドウになりそう
アテもなく書いて来たが
朝から調子が悪いことがあった
それ故に悲観的な様相になったが
そんな日もあるし…正直に書けばいい
一晩寝たら気分転換してるだろう
明日は明日の風が吹く
そんな歌があった気がする
そんな歌が浮かぶ私は古い人間…もはや
昔の人なんでしょう

明日は明日の風が吹く…を検索してみた
河竹黙阿弥の名言として紹介されている
また…映画・風と共に去りぬ…のセリフ
私が意識したのは石原裕次郎の歌
内田有紀も同名の曲があるようだ
アニメにもあった






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