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一人万葉集〜萬葉集を読み 今を詠む

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萬葉集を読み 今を詠む 四千五百首以上ある万葉集 一千首を目標に 以前…Yahoo!ブログで取り組んでいましたが 二百五十首ほどで中断 それが…2008/01/03 それから1…
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2023年9月の記事一覧

第1巻 46番〜作者 柿本人麻呂

安騎の野に宿る旅人うち靡き寐も寝らめやもいにしへ思ふに あきののに|やどるたびひと|うち…

ichiro70
1年前

第1巻 44番〜作者 石上麻呂

我妹子をいざ見の山を高みかも大和の見えぬ国遠みかも わぎもこを|いざみのやまを|たかみか…

ichiro70
1年前

第1巻 43番〜作者 當麻真人麻呂妻

我が背子はいづく行くらむ沖つ藻の名張の山を今日か越ゆらむ わがせこは いづくゆくらむ おき…

ichiro70
1年前

第1巻 42番〜作者 柿本人麻呂

潮騒に伊良虞の島辺漕ぐ舟に妹乗るらむか荒き島廻を しほさゐに|いらごのしまへ|こぐふねに…

ichiro70
1年前

第1巻 41番〜作者 柿本人麻呂

釧着く答志の崎に今日もかも大宮人の玉藻刈るらむ くしろつく|たふしのさきに|けふもかも|…

ichiro70
1年前
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第1巻 40番〜作者 柿本人麻呂

嗚呼見の浦に舟乗りすらむをとめらが玉裳の裾に潮満つらむか あみのうらに|ふなのりすらむ|…

ichiro70
1年前

第1巻 39番〜作者 柿本人麻呂

山川も依りて仕ふる神ながらたぎつ河内に舟出せすかも やまかはも|よりてつかふる|かむながら|たぎつかふちに|ふなでせすかも 作者 柿本人麻呂 解釈参考 田舎捨て 友も家族も 捨てながら 国捨て切れぬ 悔恨残る 作∶無名居士

第1巻37番〜作者 柿本人麻呂

見れど飽かぬ吉野の川の常滑の絶ゆることなくまたかへり見む みれどあかぬ|よしののかはの|…

ichiro70
1年前

第1巻 35番〜作者 阿閇皇女

これやこの大和にしては我が恋ふる紀路にありといふ名に負ふ背の山 これやこの|やまとにして…

ichiro70
1年前

第1巻 34番〜作者 川島皇子

白波の浜松が枝の手向けぐさ幾代までにか年の経ぬらむ [一云 年は経にけむ] しらなみの はま…

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1年前
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第1巻 33番〜作者 高市黒人

楽浪の国つ御神のうらさびて荒れたる都見れば悲しも ささなみの くにつみかみの うらさびて …

ichiro70
1年前

第1巻 21番〜作者 大海人

紫のにほへる妹を憎くあらば人妻故に我れ恋ひめやも むらさきの にほへるいもを にくくあらば…

ichiro70
1年前

第1巻 20番〜作者 額田王

あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る あかねさす|むらさきのゆき|しめのゆき…

ichiro70
1年前

第1巻 32番〜作者 高市黒人

古の人に我れあれや楽浪の古き都を見れば悲しきいにしへの|ひとにわれあれや|ささなみの|ふるきみやこを|みればかなしき 作者 高市黒人 解釈参考 いにしへの 古都の面影 今ならば 京都に非ず 大和にこそ有り 作∶無名居士 2005/09/01 万葉集を歌う 開発と言う名の破壊続きたる古き都の面影はなし 町家あり智慧をめぐらし残さんと努力する人たくさん生まれ 作∶無名居士